読んでみてどうだった?読み聞かせした絵本の紹介【2018年8月】

今月読んだ絵本たち

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読み聞かせのタイミング:長男4歳 次男1歳7ヶ月

今月読んだ絵本の中から反応の良かった絵本や紹介したい絵本を抜粋してご紹介。

長男くんは絵本好きで「よんでー」と、よく持ってきます。黙って聞くことは苦手なので、読んでる最中に質問してきたり、違う楽しみ方を見つけたりします。基本、リアクションは良いです。

まだしゃべれない次男くんは、言葉にならない何かをしゃべりながら指差して参加してます。読んでいる内容より、早く次の絵が見たい感じ。一緒にみんなで絵本を読んでいる時間は好きで、興味津々に見ています。

 

『 ピッツァぼうや 』

作:ウィリアム・スタイグ 訳:木坂涼 文章量:少なめ
あらすじ

友達と遊ぼうと思ったのに雨でご機嫌ななめのピート。そんなピートをどうにかしようと考えたお父さん。雨が上がるまでピートを材料に見立てて、ピザを作ることにします。生地をこねて、チーズをのせて、釜戸(実際はソファの上)で焼いて。ピザが焼きあがる頃には雨はすっかり止んでいました。

読んでみてどうだった?

ごっこ遊びのように展開していく絵本。ほのぼの系の日常を描いています。読んでいると途中から長男くんがソワソワし始めました。もしかして面白くないのかな?と思っていたら、その答えは絵本を読み終わったらわかりました。

「これ、やって!」長男くんは、自分もピザにしてほしかったようです。絵本と同じようにチーズをのせたり、焼いたりしてしばらく遊びました。いつもなら読んでる最中に言い出すんですが、今回は読み終わりまで待てたみたい。次に読んだときは絵本と同じことをしながら読み進めました。

 

『 おべんとうばこのなかから 』

作:中川ひろたか 絵:岡田よしたか 文章量:少なめ
あらすじ

お弁当箱の中から、食材が飛び出してきます。飛び出す食材の順番はしりとりになっています。最後は一番最初の食材に戻って無限ループの完成です。

読んでみてどうだった?

2017年に出版された新しい絵本で、最後には絵本の内容を歌にした楽譜がついていました。楽譜を読めないので歌えませんでしたが…。

しりとりだったので、長男くんと一緒に遊びながら読んでみようとしました。結果は失敗。まず、しりとりのルールが難しかったみたい。説明をしながら読んでみましたが「?」な様子でした。なので予定変更。出てくる食材を「次は何かな〜」と予想したり、食材を声に出しながら一緒に読んだりしました。ねらいとは違いましたが楽しく読めました。

 

『 おはよう ぼくだよ 』

作:益田ミリ 絵:平澤一平 文章量:少なめ
あらすじ

こぐまは動物たちと話をして将来なりたいじぶんの仮装を始めます。でも、鳥たちに「変なこぐまがいる」と笑われ絶望。しかし、こぐまは太陽の光をあびて自分の良さに気付きます。おうちに帰ってパパとママに将来なりたい自分を話しました。そして安心して眠りました。

読んでみてどうだった?

こどもたちの反応は普通。途中、匂いを嗅ぐところでは一緒に参加して家族の匂いを嗅いでいました。親の反応は良かった。ママは、なんともゆるい絵が次男くんっぽくて好きとのこと。私は絵本の「ぼくは おおきくったら おおきな ぼくになるよ」あたりからの親子のやりとりに考えさせたれました。

 

『 おならおばけ 』

作・絵:かとうまふみ 文章量:ふつう
あらすじ

夜トイレに起きたおーくん。大きなおならが出ました。そのおならがおばけに。おならおばけが増えれば世界は平和になる、という妄想を語るおならおばけ。おーくんはいっぱいおならをして、おならおばけを量産。みんなで遊びに行きます。でもおならおばけは長く存在できません。最後は消えてお別れです。

読んでみてどうだった?

こどもは、「おなら」とか「うんち」とか好きですね。全編にわたっておなら(おばけ含む)が登場します。「くさーい」とか「いっぱいおならしてるー」とか読んでいて反応が良いです。「よんでー」と持ってくる回数も多くなります。読む方としては、「おなら」や「うんち」ばかりにならないように気をつけてます。

 

『 ルラルさんのにわ 』

作:いとうひろし 文章量:少なめ
あらすじ

自慢の庭を手入れするルラルさん。いろんな動物が入ろうとすると追い払っていました。そんなある日、朝起きると庭にワニが入っていました。噛み付かれたら大変なので様子見。するとワニはルラルさんを手招き。「芝生に寝転がると気持ち良い」というワニ。ルラルさんも寝転がり、芝生の気持ちよさに目覚めます。それからは動物を追い払うことがなくなりました。

読んでみてどうだった?

1990年に発売されて今でも続くルラルさんシリーズの1作目。今では動物たちと仲良く過ごしているお話になっているそうです。こどもたちの反応はふつう。庭に寝転がるシーンでは、布団の上をごろごろしてマネしてました。シリーズ物なので読む方としては続きが気になるかな~。他のルラルさんを読んでないですが、順番としては何冊か他のルラルさんから入ってエピソードゼロ的に1作目を読んだほうがおもしろかったかも。

 

あとがき

今月読んだ中では『ピッツァぼうや』が一番長男くんの反応が良かったです(おならは特別枠)。ママも今月はこの絵本が一番好きとのこと。親子で遊べるのが良いみたいですね。私は考えさせられた『おはよう ぼくだよ』が今月一番良かったです。絵本でも大人と子どもで見る視点が違うのがおもしろいですね。9月はルラルさんシリーズの違うお話を読んでみたいと思います。