家族が増えて冷蔵庫を買い替えるときの迷わない賢い選び方まとめ

家族が一人増えると冷蔵庫がいっぱいになる

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うちでは通常、安い時に買った肉や魚を冷凍し、野菜もすぐに料理に使えるように切って冷凍します。そして離乳食が始まると、ご飯・各種野菜・シラス・細かくした肉など大きめのジップロックで5〜6袋。 他にも調味料や保存食が加わると冷蔵庫は手狭になります。

家族が一人増えたことで、それに合わせて冷蔵庫も買い替えることになりました。しかし、いざ買い換えようとすると様々な種類がある中で、どんなものが良いのか迷います。そこで、どのように選んでいったのか、なるべく迷わない冷蔵庫の選び方をまとめておこうと思います。聞きにくいですが店員さんにも、安い時期とかガチでいろいろと聞きました。

 

冷蔵庫スペースをしっかり想定する

事前に冷蔵庫スペースの確認が必要です。その際に忘れがちですが、冷蔵庫の扉を開けても邪魔にならない広さを想定します。また、実際にキッチンで料理をしたときに作業しづらくないかを考えておきます。

この段階でどちらからも開けることができる両空き扉タイプも想定したのですが、このタイプの冷蔵庫はシャープ製のものしかないとのことでした。会社の存続が危ぶまれているので、もしもの時にカスタマーセンターがない、保証が受けられないなどのリスクを考えて回避することにしました。

 

人の言う使い勝手より自分が必要な機能を明確にしておく

今の冷蔵庫は技術が発達して、いろいろな便利機能が付いています。どれも魅力的な機能で比較検討していくと目移りしてしまうことも。結果、実際に使ってみるとあまり活躍しない機能だった、なんてこともあります。

そうならない為に、まずは自分にはどんな機能が必要か、何で悩んでいるのかを明確にしておきます。今のライフスタイルをシュミレーションしてみて、この機能があればどれくらい楽になるかメリットを上げていくとわかりやすいです。また、欲しい機能がたくさん出てきた場合は、その中で優先順位をつけておくと検討しやすくなります。

ちなみに、私のうちで言うと野菜は切って冷凍していますので、野菜のスリープ機能はほとんど活用していません。

 

消費電力を確認する

いざ買うとなったときに、やっぱり気になるのが価格です。店頭でもネットでも冷蔵庫本体の価格が大きく書かれているので、目がいってしまいます。 しかし、冷蔵庫は買ってから長く使うもの。電気代というランニングコストが発生します。

いくら本体価格が安くても、電気代が高ければ後々高くついてしまうことになります。2015年4月に内閣府が発表した消費動向調査を見ると、冷蔵庫の買い替えサイクルは約10年となっています。使用期間が長くなるほど省エネしている冷蔵庫がお得になりますが、検討段階では10年程度を目安にすると良いと思います。

 

容量は400リットル以上がお得

冷蔵庫を選ぶ時に気になるのが、容量をどうするかです。一般的に300リットル台で2〜3人、400リットル台で3〜4人と目安にされています。

では、400リットル以上がなぜお得かというと上で紹介した電気代です。電気屋さんで聞いたところ、400リットルを境にして省エネ性能が格段に変わってくるとのことでした。事実、店頭で確認したところ400リットル台の年間電気代が4千円台〜5千円台だったのに対して、300リットル台では7千円〜8千円となっていました。

これだけ差があると、仮に10年使用した場合には2~4万円くらい電気代が違ってきます。使い勝手の面からも、これから子どもが成長すると考えると余裕を持った容量を選択しておきたいところです。総合すると400リットル以上のお買い得品を狙うのが一番お得と考えます。

 

「ネットの方が安い」とは限らない

ネットを見ると店頭よりも 安い場合もあり、「ネットのほうが安い」という認識の人が多いと思います。私もそう思っていたのですが、今回実際に買ってみたときは店頭とほぼ変わらない結果になりました。

今回買った冷蔵庫は、店頭のみの販売で限定10台の型落ちになる冷蔵庫でした。明らかに他の冷蔵庫よりも安い値段設定です。閉店間近の店舗だったからかもしれません。そして、この時は掃除機も一緒に買い換えようとしていたので、セットで買ったらもう少し安くならないかと交渉。しかし、さすがに安く設定していたので価格を引き下げることはできませんでしたが、ポイントを貰うことができました。会計後に5000ポイント追加です。店舗自体は近々閉店になりますが、全国展開していたのでポイントも無駄にならずにすみました。

欲しかった冷蔵庫をネットで調べると、本体価格の他に送料や保証をつけていくと店頭に近い価格になりました。また冷蔵庫の設置に別料金が発生するサイトもあったので、正直めんどくさいなぁとも思いました。もちろん、どんな冷蔵庫でもいいということであれば、ネットで最安値を狙うのが安いです。しかし、今回のようなケースもあるので、実際に欲しい冷蔵庫が決まったら一度は店頭にも見に行くことをおすすめします。

 

冷蔵庫が安くなる時期は9月あたり

これもメーカー販売員の方に伺いました。安くなる時期としては、新型モデルが投入される秋口前だそうです。10月辺りから新製品が投入されるので、その少し前辺りの展示品や型落ち品がお買い得になります。

その販売員の方は、とても素直な方なのか「新型といっても旧型とさほど変わらないので型落ちを狙ったほうが断然お得ですよ」とのことでした。

もし、買い替え時期に余裕がある場合は狙ってみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに私はこんな感じで冷蔵庫を選びました

欲しかった冷蔵庫の希望はこんな感じです。

  1. 冷蔵スペースと冷凍庫が大容量のもの(妻希望)・価格を抑える(夫希望)
  2. 冷凍庫が真ん中にある(一番使用頻度が高いので)
  3. 省スペース

この条件で私が買ったのは、日立のR-G5200シリーズでした。容量は517リットルと大容量になっていますが、価格は400リットルの冷蔵庫と変わりませんでした。消費電力も4000円台と省エネ。冷凍庫も真ん中にあり、冷蔵庫本体の大きさも400リットルの冷蔵庫とほぼ変わらないというコンパクトさ。希望に見事に合致しました。プラスで、妻いわく冷蔵庫の色も良かったそうです(クリスタルシャンパンという色でした)。白だと汚れが目立ち、黒だと圧迫感があるとのこと。

 

まとめ

冷蔵庫は長く使うものですので、納得いくものを買いたいですよね。

その為に、しっかりとシュミレーションして欲しいポイントを整理しておきましょう。そして、本体価格と消費電力のバランスを見て、自分達に合ったよりお得な冷蔵庫を見つけてください。