10年で6回引越した私が相場より安いマンション・アパートを見つけた方法をまとめてみる

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大学進学を機に最初の引越しをしてから、10年の間に6度も引越しをしてきました。引越し理由としては、卒業・就職・転職と必要に迫られてのものが多かったです。その中で失敗もありつつ、最終的には相場より安い物件を見つけられるようになりました。現在は、子どもが生まれるに当たって相場より1万円ほど安いマンションを借りることができました。

では、どのように探していったのか、その方法を紹介します。

 

物件探しは取り扱い件数が多く、更新頻度が高いサイトを使う

現在では物件を探すとき、直接不動産屋に行く前にネットで調べるのが一般的になっています。私の場合もまずは自分で調べることから始めています。

では、どのサイトを使うか。今ではサイトも数多く、アプリもあるためどこを見るかで迷う人もいると思います。私がいろいろ利用してきた結果、一番良かったのは「goo 住宅・不動産」です。取り扱い件数が多く、更新も頻繁にあるためオススメです。また検索画面や検索条件の画面も、シンプルで分かりやすいので使いやすいです。

 

検索条件は幅を持たせて探す

具体的な探し方については、「賃料」「間取り」「築年数」「駅までの時間」のメインとなる4つの条件を入れます。このときに気をつけてもらいたいことがいくつかあります。

  • 「賃料」は、必ず「管理費・共益費込み」にチェックを入れます。管理費・共益費は家賃にプラスして毎月支払うお金ですので、いくら賃料が安くても管理費・共益費が高いと意味がありません。
  • 「築年数」は、自分が狙っている築年数より少しオーバーした築年数を設定します。例えば築10年以内が希望だった場合、築15年以内で設定します。理由は築10年と築11年の物件では、ほとんど差がないということ。逆に使用状況次第では築11年の方が良かったりします。その為、少し幅を持たせて検索をするようにします。また築25~30年以上の物件の中にはリノベーションやフルリフォームしている物件もあります。建物自体は古いですが、中は新築のようになっていたりするので狙ってみても良いと思います。
  • 「駅までの時間」は、こちらも希望する時間より少しオーバーした時間を設定します。徒歩10分以内が希望だった場合は、徒歩15分以内に設定します。理由は1分の差で良い物件が見つかるかもしれないからです。ちなみに、徒歩10分を超えると家賃も安くなる傾向があります。このとき、「バス便」を含まないにチェックをすると徒歩での時間に絞れます。また、レアケースとして新しい道ができていたり、近道が存在していたりで実際の時間が短縮できる場合もありました。

この他に、場所を決める場合も幅を持たせて検索します。希望の駅の1つ隣の駅まで含めたり、希望の路線を少し外れてみたり。そこで良い物件が見つかったら、物件の内容とアクセスとどちらがより重要かを天秤にかけて判断します。

 

検索条件のオプションは絞り過ぎない

部屋環境や建物設備などのオプションは絞りすぎにないようにします。あまり多くオプションを設定してしまうと、物件の数自体が少なくなります。どうしても「ここは譲れない!」という項目を2~3個に絞りましょう。その他のオプションについては、譲れない2~3個の検索でヒットした物件の中から総合して判断していきます。ちなみに、私が設定していたオプションは「バス・トイレ別」くらいでした。

また、こういった検索サイトに掲載するときに操作するのは不動産屋さんです。いろんな人がいますが、中には雑な人もいます。せっかく細かくオプションが設定されていても、ちゃんと登録していなかったり間違えて登録されていると検索にヒットしません。「バス・トイレ別」となっていても、間取りではユニットバスになっていたこともありました。

 

物件情報は毎日チェックする

検索条件が決まったら、出てきた物件を片っ端から全部見ていきます。気になる物件があったら、サイトの「検討リスト」に入れておきます。そして、実際に不動産屋さんまで足を運ぶ日まで毎日チェックします。最初に全部チェックする時が大変ですが、その後は新着物件だけをチェックするので楽です。

2回目以降はこれまで設定してきた検索条件を「検索条件の保存」機能で保存しておくことで、すぐに検索結果が見られるようになります。

 

不動産屋に行くときは、物件情報を持参する

気になる物件が見つかったら、不動産屋さんへ行きます。行く不動産屋さんは一番気になる物件を掲載していたところへ行くことが多かったです。

行く時間は午前中が良いです。魅力的な物件はすぐになくなってしまうので、できるだけ早めに行動します。時間が取れる場合は、仕事終わりの平日の夜。とはいっても、なかなか都合が付かないので私は土曜日の午前中によく行っていました。

不動産屋さんを訪ねるときは、検索した物件情報を印刷していきます。わざわざ印刷する理由は、不動産屋さんが調べやすくする為です。自社で管理していない物件については、電話で確認したりFAXで物件の情報を送ってもらったりします。この作業を行うに当たって、印刷して持参しておくことでスムーズに進めることができます。その為、時間のロスを失くす為にも、物件情報は印刷して持参することをオススメします。ちなみに、掲載されている情報と違う場合もたまにあるので、しっかり確認してもらいましょう。

 

お目当ての物件がなかった場合、不動産屋さんに過度の期待は禁物

せっかく行っても既に契約されていることもあります。そうすると、もう一度出直して探すことになりますが、ここで不動産屋さんで言われることが2つあります。

  1. 不動産屋にしか見れない特別なネットワークを持っていてここにしか載っていない物件がたくさんあります。
  2. 次に来る時までに、物件を探しておきます。良い物件が見つかったらご連絡します。 

①については、不動産屋さんしか見ることのできない物件情報データベースがあり、表に出ていない物件情報もあるということです。このデータベースから良い物件を見つけた人もいると思いますが、私の場合は見つかったことがありません。出てくる物件は、ほとんど見たものばかりでした。見たことがない物件でも、自分の条件に合った物件が出てくることはありませんでした。ですので、ここでのマッチングは難しいと感じています。

②では、物件を探しておいてくれるということですが、実際に探してくれていた不動産屋さんは半分程度でした。探してくれた物件も、ほぼ見たことがある物件です。また、連絡をくれるところはかなり少なかったです。

不動産屋さんはかなり多忙ですので、こういった言葉を信じて過度に期待するのは禁物です。

 

あまりに安いところは要注意!

いい物件が見つかったと思っても相場の半額程度になっていたり、明らかに相場と乖離している物件は事故物件の可能性が高いです。いわゆる、ワケアリ物件でその部屋で事件や事故があった場合、激安になっていることがあります。私も一度そういった物件の説明を受けたことがありました。ですので、あまりに安い物件は事故物件かもしれないと思っておきましょう。

 

まとめ

私はこういった方法で、相場よりも安い物件を見つけてることに成功してきました。引越しが多かったこともあり、固定費である家賃を少しでも安く抑えたいとの思いで試行錯誤した結果です。みなさんも少しでも良い物件を見つけられたら幸いです。