読んでみてどうだった?読み聞かせした絵本の紹介【2018年9月】

今月読んだ絵本たち

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読み聞かせのタイミング:長男4歳 次男1歳8ヶ月

今月読んだ絵本の中から反応の良かった絵本や紹介したい絵本を抜粋してご紹介。

長男くんは最近、絵本熱が冷めてきた?「読んでー」と持ってきますが、以前ほど頻繁ではなくなりました。次男くんは、おもちゃブーム到来。読んでいる最中もルパンレンジャーのおもちゃで遊んでいます。ちょっとずつ単語が言えるようになってきたので、絵本への興味も復活するかな~と思ってます。

 

『 スコットくん と ポワロくん 』

作:フィリケ えつこ 文章量:少なめ
あらすじ

ポワロくんのバースデーパーティーに招待されたスコットくん(ガイコツ)。ポワロくんから持ってきてほしいお使いリストを渡されます。でもお使いリストは、なぞなぞみたいになっていました。街に出てよくわからないけど揃えていきます。そしてポワロくんにプレゼントと一緒に渡して楽しくお祝いしました。

 

読んでみてどうだった?

参加型の絵本。お使いリストのなぞなぞを一緒に考えて、どんなアイテムか探していきます。長男くんはこの絵本が気に入ってました。スコットくんが家から街に出るときどういった行き方をするか教えてくれたり、どんなアイテムかを探すときは「これじゃない?」とか楽しそうに見てました。なぞなぞが絶妙な難易度で読みやすいし、子どもも参加しやすいです。文章量は少なめですが、参加して一緒に考えていくので満足いく時間が過ごせます。

 

『 さかさまになっちゃうの 』

作:クレア アレクサンダー 訳:福本 友美子 文章量:少なめ~ふつう
あらすじ

校長先生の誕生日のお祝いにメッセージを書くことに。先生の書いたとおりにみんな書いていく中、アルフィーは文字が逆さまになったりしてうまく書けません。書けないことが恥ずかしくて聞けなくてこっそり泣いてしまった。でも勇気を出して先生に話して教えてもらった。少しずつ書けるようになって、ダメだったら先生に教えてもらった。そして、校長先生にメッセージを渡すことができて褒められました。

 

読んでみてどうだった?

この絵本は大人にヒットしました。ママはうまくできなくて、恥ずかしくて落ち込んでいるアルフィーに共感。私は頑張ってできるようになっていくアルフィーに、自分も頑張ろうと思えました。前向きに頑張る姿勢が応援したくなります。親としてはもう一度読んであげたい内容でした。

長男くんの反応はふつう。「なんで書けないの?」とかストーリーに興味は持ってました。ただ、そこまでヒットしてなかったです。次男くんはまだよくわかってないので、もう少し大きくなったら読んであげたいと思います。

 

『 せかいいちのおべんとう 』

作:きむら ゆういち 絵:ふくざわ ゆみこ 文章量:少なめ
あらすじ

みんなでお弁当を持ってきて食べようとしたら、ひよこちゃんがお弁当をひっくり返してまった。見かねた何人かが少しずつおかずを分けてあげた。調子に乗ったひよこちゃんは自分からみんなのお弁当を少しずつ強奪。怒ったみんなはひよこちゃんのお弁当から少しずつ返してもらって、結果的にみんなでお弁当をシェアした。

読んでみてどうだった?

絵本は仕掛け絵本になっていて、ページの途中に小さいページが仕込まれています。小さいページの裏と表にお弁当などが描かれています。お弁当を開くときやひよこちゃんが強奪する様子が、ページをめくることで変化していきます。読んでる方としては、ひよこちゃんにちょっとイラっとしました。ノンタンみたい。

長男くんはこの仕掛けを楽しそうに見てました。早くめくりたい感じで、絵本の内容は気にしてないみたい。あとここまで絵本にあまり興味を示さなかった次男くんがよだれをたらしてました。スタイも卒業したのに食いしん坊なやつめ。またぷにぷにするぞ。

 

『 ルラルさんのじてんしゃ 』

作:いとう ひろし 文章量:少なめ
あらすじ

自転車でお出掛けするルラルさん。今日もお出掛けして丘を越えて進み、お昼ご飯を食べて戻ってくる。次の日、また出かけようとしたら動物たちが「乗せて!」と集まってきた。みんなを乗せて丘を登り、下って行ったらそのまま湖へダイブ。そして動物たちと笑い合った。

 

読んでみてどうだった?

8月に続いてルラルさんシリーズ2冊目を読みました。長男くんは「乗りすぎ」「危ないよ」と現実的。話を進めても「ふ~ん」といった感じで反応が薄かったです。動物たちとのほのぼのとしたお話でしたが、どうやらルラルさんシリーズはあまり合わないようです。

 

『 ゆきおんな 』

作:松谷 みよ子 絵:朝倉 摂 文章量:長い
あらすじ

山に猟に出かけた親子。吹雪になってしまったので山小屋で一晩過ごすことに。寝ていると雪女が現れて父親は死亡。息子は雪女が一目惚れしてしまい生かした。無事に村に戻った息子のところに、しばらくして人間のフリをした雪女がやってくる。やがて結婚して子どもも生まれたが、山小屋でのことを話してしまい雪女は去ってしまった。

 

読んでみてどうだった?

昔話の定番作品。しかし、すごく長い。長男くんは読み終わるまで待てませんでした。また、文章も昔の言葉を使っていたので難しい。読む方としても慣れない昔の言葉をひらがなにされるとスムーズに読めませんでした。おそらく長男くんも何の話なのか、入ってこなかったと思います。「絵本」としてはかなり難易度が高いものでした。教科書に近いかな。小さい子にはまだ早いと思いました。

 

あとがき

今月読んだ中では長男くんは「スコットくんとポワロくん」、親たちは「さかさまになっちゃうの」が今月一番よかったです。長男くんは参加型の絵本が良いようですが、なかなかこういった絵本は見つからないです。10月は参加型の絵本を探しつつ、季節的にハロウィンの絵本を読みたいと思います。