体感温度が全然違う!寒さ対策に100均で揃えた材料で窓周りをDIYしてみた

寒くなってきたので窓周りを改善

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11月に入り気温がグッと下がってきました。特に窓からの冷気が部屋の寒さに拍車を掛けています。そんな現状を見かねた妻がDIYで窓周りの寒さを改善してしまいました。私はDIYが苦手なので妻が簡単に作っている姿に驚きです。

 

トイレの窓に内窓を作る

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最初の改善はトイレの窓。トイレは朝に入るとひんやりしていて部屋との温度差が分かりやすい場所です。 このトイレの窓にDIYで内窓を作りました。内窓を作ることで窓からもれてくる冷気を遮断します。

内窓を作るときの希望は3つ。貼りっぱなしではなく、開閉ができるようにしたい。光が入るようにしたい。強度を高めたい。市販品だとはめ込むタイプで開閉が出来なかったり、サイズが合わなかったりして希望通りにできなかったのでDIYしました。

 

材料(1080円)

  1. 写真フレーム ×4
  2. 蝶番6Pセット
  3. 留め金
  4. すりガラス風シート
  5. 木材 ×2
  6. 強力スポンジ両面テープ

工具(324円)

  • ネジセット
  • タッカー(工作用ホッチキス)
  • タッカー用 専用針

⑥以外はセリアで揃えました。⑥の強力スポンジ両面テープはダイソーは以前に買っておいたもの。セリアにもあるので、セリアだけで揃えられます。蝶番や留め金はいろいろな種類があるので、気に入ったものを選ぶ良いです。

 

作り方

  1. 写真フレームをタッカーで留める(縦に2つ×2)
  2. 留めた写真フレームと木材を蝶番で繋げる(ネジ留め)
  3. 写真フレームに留め金を付ける(ネジ留め)
  4. すりガラスシートを裏に貼る(テープ留め)
  5. 両面テープで隙間を埋めつつ窓枠に付ける

ちなみに妻の場合は、風合いを出すために木材にニスを塗ってから作りました。

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①の写真フレームは木工用ボンドで接着してからタッカーで留めてます。なくても大丈夫ですが、強度を増すために接着してます。

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②内窓を開閉できるようにするために、別の木材と写真フレームを蝶番でネジ留めしました。片面に上中下の3箇所ずつ付けています。

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③真ん中に留め金をしてしっかり窓が閉じるようにしました。

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④すりガラスシートはテープ留めしてます。タッカーで留めても良いんですが、シートが薄いので割れてしまう心配あり。

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⑤内窓は両面テープで取り付けますが、そのままはめると隙間が空いてしまいます。その隙間埋めにボリュームのあるスポンジタイプの両面テープで調整。隙間をなくします。

 

室温を測定してみた

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トイレの室温を内窓を閉じている状態と開けている状態で計測。参考にリビングの室温も計測してみました。

  昼前くらい 夕方~夜くらい
内窓あり 21℃ 19℃
内窓なし 18℃ 17℃
リビングの室温 23℃ 21℃

今回、計測したときは内窓で2~3℃の防寒効果があることが分かりました。リビングとの室温差は2℃だったので軽減効果は高いかと。実際、トイレに入ると体感温度でもひんやり感が全然違います。いろいろ手作り感がありますが、目的は達成できました。

 

部屋の窓にカーテンボックスを作る

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次は寝室や部屋の窓の防寒対策です。こちらも窓の隙間を塞ぐことで対策します。作るのはカーテンボックス。カーテンの上の部分を塞いで冷気を閉じ込めます。内窓より大掛かりに見えますが、こちらの方が作業は簡単です。

市販のカーテンボックスは1箇所で8000円~といったところ。今回のDIYでは1箇所1000円で完成したので安く作れました。

 

材料(1080円)

  1. 木材45cm-15cm ×4
  2. 木材45cm-9cm ×4
  3. ミニステー4P
  4. プラダン

全てセリアで揃えました。工具は内窓と同じものを使ってます。

 

作り方

  1. 大・小の木材4つを横にタッカーで繋げます
  2. タッカーで留めた上からプラダンを挟んでネジ留め
  3. 大・小の木材をミニステーでネジ留め
  4. カーテンレールの上に被せてネジ留め

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①~②こちらはタッカー+ネジ留めで強度を増して、木工用ボンドを使わないで繋げています。セリアの木材は「桐」で軽いのでカーテンレールの上に乗せやすいです。また、加工がしやすいので初心者がDIYするのに扱いやすい素材です。

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③ミニステーで4箇所をネジ留めしています。重さや大きさによっては留める箇所を増やしたりステーの大きさを調整すると良いと思います。これでカーテンボックスが完成しました。

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④カーテンレールの上に乗せて、レールに空いているネジ穴からネジでカーテンボックスを固定します。固定するときは1人だち作業が大変なので2人ですることをおすすめします。

 

リターンカーテン風にしてみる

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カーテンボックスを取り付けたら、さらにカーテンをリターンカーテン風にして角の隙間を減らしました。

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やり方は、レースカーテン用の端のレールに表側のカーテンを引っ掛けるだけ。これで巻き込むようにカーテンが設置されるので横からの冷気も防ぎます。本当は木材で横も塞ぐ方が良いんですが、微妙にカーテンレールの方が長くてうまく付けられませんでした。

 

カーテンボックスを付けてみての実感

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今まではリビングから寝室へ移動すると、冷えてるなーというのがわかりました。カーテンボックスを付けてからは、冷たさが和らいでいるのがわかります。室温は人の出入りが激しいのでうまく計測できませんでした。体感だと2℃弱くらいの差です。トイレよりは実感できないかな~くらいだったのでこのくらいの差かと。

 

真冬に向けて準備OK

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寒さが極端に嫌いな妻が真冬に向けて対策しました。家の中の温度差は体の負担やストレスになるので、効果的な対策ができたと思います。内窓とカーテンボックス×3を2日で仕上げたのは本当にすごい…。他にもまだ考えていそうだったので、その他の対策も始めるかもしれません。今度はいったいどんな対策なのか楽しみです。