お料理をしていると「てつだう!」と言ってよくお手伝いをしてくれる長男くん。キャベツをちぎったり、ピーマンのタネを取ったり、卵を割ったり。ここまではいいんですが、真似をして包丁を使いたがります。さすがに包丁はお手伝いさせてあげられないので、こども包丁を持たせてあげることにしました。
料理は食育の一環
最近よく聞く「食育」。お料理のお手伝いも食育の一環と言われています。料理をすることを通して、五感(触覚・嗅覚・視覚・聴覚・味覚)を刺激して食を感じてもらうことができます。食に興味を持つことで料理の仕方はもちろん、自分で考えて豊かな発想や感性を育みます。自分で料理することで食べられる野菜が増えた子もいるそうです。
良い効果がたくさんありそうですが、「子どもがやりたいことをやらせてあげたい」というのが一番の理由です。そのなかで将来自炊できる、食に興味を持つ、といった効果があれば良いなと考えています。
わが家のお手伝い3ステップ
わが家では、ざっくり3ステップくらいを考えてお手伝いしてもらってます。
【 ステップ1 】
- 野菜を洗う・ちぎる
- 材料を混ぜる
- 卵を割る
- 副菜盛り付け
【 ステップ2 】
- 子ども包丁で具材を切る
- まな板を使う
- メイン盛り付け
【 もう少し大きくなったら…ステップ3 】
- 食材選び
- 刃のある包丁にする
- 肉・魚を切る
- 火を使う
現在はステップ2ですが、ステップ3はだいぶ先かな~と思ってます。やっぱり、ちゃんと刃があったり火を使うのは怖いので。
そろえた道具はこちら
- こども包丁
- エプロン(手作り)
- まな板(ダイソー)
ステップ1では、食事用のエプロンでお手伝いしてもらってました。ステップ2になって、エプロンをお手伝い専用に変更。こども包丁とまな板をそろえています。
こども包丁は安心設計のヤクセル
大人が使っているような、本物に近いフォルムを探してヤクセルのこども包丁にしました。プラスチックで作られているこども包丁は、おもちゃ感があったので長男くんが満足しそうにないのでやめました。
触っても手が切れないギザギザ刃
包丁の表側はギザギザした刃が付いています。この刃は触っただけでは切れないようになっているので、手を切ってしまうリスクが低いです。切り方はノコギリのように押したり引いたりすると切れます。
裏面は刃が付いていません。もう1年近く使っていますが、怪我をしたことはないです。安全性は高いと思います。
刃先と刃元に刃がない
手に当たりがちな刃先と刃元の約1cmくらいに刃が付いていません。また、この部分は丸くなっているのでここで怪我をしてしまうことはまずないと思います。
見た目よりも軽い
本物志向だと重さが気になりますが、長男くんは何の問題もなく使っています。さすがにプラスチックに比べると重いですが、ほど良い重さという感じです。ちゃんと刃のある包丁を使えるようにするなら、ほど良い重さの感覚の方が近いものがあります。
エプロン
エプロンはダイソーのカフェカーテンをアレンジしてエプロンにしています。ブラック&ホワイトのモノトーンで、おくるみを調べていた時期に知った効果を取り入れてみました。
使用中の様子
まな板は子どもに合わせて小さめにしています。使用するときは滑らないように、まな板の下に濡れたふきんを設置。これであとは自由に材料を準備してもらってます。
材料によってどこを切ったらいいのか、どうやったら切りやすいかといったことを考えながらお手伝いしてくれます。いろいろ質問も多いですが、うまく出来たときにすごく楽しそうに話してくれるので、こちらも嬉しくなります。
2歳半くらいから料理を手伝い始めて…
ステップ1だけでも、いろいろ考えてお手伝いしてくれます。卵を一つ割るにしても、ママの真似をして食器の角を使ってヒビを入れたり、ツメや指を使って割ってみたり。
本人が楽しんで経験できることは大事ですね。そのために、できるだけ使う道具もアシストできるようにしていきたいと思っています。
ちなみに、もう一つ悩んでいたのが貝印のこども包丁。
初級者向けの丸刃付きの包丁
中級者向けのギザギザ刃付き包丁
上級者向けの本格刃付きの包丁
レベルに合わせて3つのタイプがそろっています。安全面でより安全そうだったヤクセルにしましたが、フォルムも本格的なので迷いました。ステップ3のときには、貝印の本格刃付きの包丁にしようかと考えています。