自宅・実家・会社の防災袋に入っていた非常食の賞味期限が間近になっていました。非常食はいざというときに備蓄しているので、今まで食べたことがないものが多いです。せっかく備蓄していても実際に活躍するときに好みに合わなかったら悲しいので、この機会に食べてみたいと思います。
非常食の賞味期限はだいたい3年~5年
最近では保存できる期間が長くなっていて、5年を超えて保存できるものもあります。だいたい3年~5年くらい保存できるものが多いです。また、昔に比べて保存できる食品のバリエーションが豊富になっていると感じました。
ただ、長期間保存できるのでいったん防災袋に入れてしまうと、そのまま入れっぱなしで賞味期限を忘れてしまうことも。今回見直していて、賞味期限を分かるように管理しつつ、定期的な見直しが必要だなと感じました。
安心米(アルファ米)
主食のお米です。熱湯で15分、水だと60分で食べられるようになります。パックなので防災袋にかさばらずに入れられるところも良いです。賞味期限は5年6ヶ月。アウトドアやご飯を炊き忘れたときにも便利。
封を開けると、中にプラスチックのスプーンと乾燥剤が入っています。お米に埋もれていることも多いので、取り出すのを忘れずに。一度、入れたままお湯を注いでしまったことがあります。お湯はパックの中に必要量のラインがあるので迷うことはありません。お米は出来上がると270gほどになります。お茶碗1杯がだいたい150gなので、1パックで2杯弱の計算です。
今回は「わかめごはん」を頂きました。賞味期限前なので5年以上経過していますが、美味しく頂けました。わかめは小さめにカットされて入っているので食べやすかったです。なにより4歳の長男くんが「おいしい!」と、もりもり食べていたのに驚きました。少しでも美味しくないと食が進まないので、気に入ってくれて良かったです。
保存用ビスケット
真空パックされたビスケット。1パックに6枚入っていて、ビタミン・ミネラルが豊富だそうです。賞味期限は5年。真空パックされているのでムダなく防災袋の入れられます。開けるときはハサミがないと開けられませんでした。
食べてみた感想は、素朴なほんのりとした甘さでちょっと硬めです。朝食にみんなで食べていましたが、満足感があるという話しになりました。みっちり詰まっている感じで、食べ応えがあります。2歳の次男くんもバリバリ食べてました。ただ硬い分、いつもより食べるペースは遅め。その後、何枚も食べているとコツを掴んだのかペースアップしていました。
生命のパン あんしん
オレンジピールが入っているパン。2個入り。賞味期限は5年。注意書きにある「開栓時にやや大きな音がします」は、シャンパンを開けた時のような音がしました。たしかに注意書きがないと、ちょっと驚くくらいの音です。
うちの家族はオレンジピールが苦手なので、主に私が食べることに。缶を開けるとパンが逆さまになって入っています。パッケージに書かれている「ソフトなパン」の通り、5年近く経っても柔らかかったです。ただ長期保存用のためか、さすがにパサパサしてました。これは仕方ないのかなと思いました。
ビスコ保存缶
避難時には貴重なお菓子類。特に甘いものが恋しくなるときがあるそうです。甘いものはやっぱり癒しになりますね。賞味期限は5年3ヶ月。5枚入りで6パック入っています。
食べ慣れたビスコの味そのままで、違和感なく美味しく頂きました。こどもたちが普段食べていて、長期保存できるお菓子は少ないのでありがたい保存缶です。
気になるのは保存缶の大きさで、そこそこの大きさがあるので防災袋の容量が圧迫します。このあたりは防災袋の中身を吟味する必要がありそうです。
防災イベント参加でお試しがもらえることも
お祭りやフェスティバルといったイベントで防災ブースが設置されている場合があります。こういったところでは、防災に関する知識を教えてくれたり体験ができます。私も参加して、このときはキッチンペーパーでマスクを作りました。
他にもいくつか体験したあと、非常食をお土産に頂きました。非常食は普段食べる機会がないので、こういった場を活用して試せるのは嬉しいです。防災知識と一緒に美味しい非常食を見つけられるかもしれません。やっぱり非常食も好みに合ったものを美味しく食べたいですよね。