幼児でも目薬をする機会が意外とあります。うちの長男くんは初めての目薬が2歳の頃でした。この頃は怖がって目薬をさすのが難しかったです。嫌がって暴れたり、泣いたりもします。そんな中で、試行錯誤して目薬をさしてきた方法をご紹介します。
長男くんの目薬使用歴
これまでに目薬は、ものもらい、逆さまつげ、花粉症で使用してきました。一番苦労したのは最初の2歳6ヶ月のとき。
- 2歳6ヶ月頃:ものもらい
- 3歳時検診:視力再検査で逆さまつげの指摘
- 3歳8ヶ月頃:花粉症
- 現在:花粉症
3歳のときには花粉症と診断されて、今年もアレルギー反応が出てきたので目薬を使用しています。これから毎年、花粉の季節はお世話になりそうです。
目薬を怖がる理由
怖がる理由を長男くんに聞いてみたら、「目に何か入ってくるのが怖い」とのこと。そりゃそうですよね。私もコンタクトが怖くてメガネです。ほかにも目薬が落ちてくるのを待っている時間も嫌だそうです。目に入ってくるのが怖いのに、その瞬間を見続けるのは確かに嫌なものです。せっかく目薬をしても、泣いてしまっては目薬も流れ出てしまいます。この恐怖心は、なかなか消えるものではないので怖くない方法を探っていきました。
目薬をさしやすい方法は「目を閉じて目頭にさす」
私が試してみて長男くんが怖がらなかった方法がこちらです。
「膝枕をして、目を閉じた状態で目頭に目薬をさす」
これだと落ちてくる目薬を見ないで済むので恐怖心が軽減されます。それでも、いつ落ちてくるか分からない恐怖があるので、目を閉じて「さすよー」と言ってからするようにしています。目薬が落ちたときにビクッとなりますが、これなら我慢できるとのこと。そこから徐々にできるようにしていってます。
2歳6ヶ月のとき
目を閉じた状態で目頭にさして、閉じたまま何回かまばたきをする。目の中に目薬が入っていったらティッシュで拭き取る。
現在
目薬に慣れてきたころ。目を閉じた状態で目頭にさして、下まぶたを引っぱって目を少し開ける。目薬が入ったらしばらく浸透するのを待ってティッシュで拭き取る。まばたきはしてしまうものの、回数は減ってきた。
目薬の効果的なさし方は?
目薬の効果を発揮させるためには正しく使用することが大切です。
- まばたきをしない
- 目薬をさして1分程度そのままにする
まばたきをすると、目の自浄作用で目薬が流れ出てしまいます。流れ出ないように、目薬をさしたら目を閉じて1分ほど浸透するのを待ちます。または、目頭を軽く押さえると良いそうです。
この方法ができたらベスト。ただ子どもにする場合は、目薬をさせるかどうかの戦いになるので徐々にできるようにしていけたら良いかなと思います。
目薬の使用期限は?
薬局で処方された目薬をもらいに行くと薬剤師の人に、「1ヶ月で使用してください。1ヶ月が過ぎたら捨てて、新しいものをもらいに来てください」とよく言われます。だいたい、どの目薬でも1ヶ月なのはなぜか気になったので調べてみました。
なぜ1ヶ月かというと目薬の中が細菌で汚染される可能性を懸念しているのです。使用開始して30日後の目薬を調べたら約半数に細菌が見つかったという調査報告があります。目薬をさすときまつげなどにあたってしまうためと考えられています。
~中略~
厳密には、目薬の種類によってもいつまでもつかは変わってくるはずですが、複雑になりすぎますので、どんな目薬でも「使い始めて1ヶ月」が限度と覚えておけば間違いありません。
こちらを見ると細菌が見つかる可能性があるので、「使い始めて1ヶ月」を目安にしているのですね。適切に目薬を使用していればもう少し使えるようですが、気になるようなら1ヶ月で捨てるのが無難そうです。
一時的な病気であれば、1ヶ月も使用し続けることは少ないのであまり心配ないかと思います。花粉症だと長く使用するので目薬の容器に、使い始めた日付を書いて目安にしようかと思います。
あとがき
子どもへの目薬は、いかに恐怖心を感じさせないかが勝負ですね。今でも病院での点眼は嫌がるので、病院への恐怖心がありそうです。目薬をするときに暴れられると、する方もしんどいものです。ただ親が緊張したりイライラすると、よけいに子どもが不安になるので気をつけたいですね。