中村鞄のランドセル展示会で気になる点を聞いてみた

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小学生前の大きな買い物ランドセル。今では「ラン活」という言葉まであるとか。私もカタログを見比べたりして、長男と一緒に気になったランドセルを見に中村鞄の展示会に行ってみました。

 

「ラン活」は春から始める

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私の感覚だと「年末くらいにランドセルを買えばいいかな」くらいに考えていましたが、のん気すぎました。展示会は例年、春くらいから始まっていて早めに決めると早割りや早期キャンペーンがあります。また、ランドセルを職人の手で一つ一つ作っているところだと届くまでにある程度の時間がかかります。早めに動くのが吉。

また、事前にカタログや素材サンプルを見ているとイメージしやすいので資料請求しておくのがおすすめです。

 

中村鞄で気になることを聞いてみた

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うちは男の子で乱雑に扱うことが予想できるので、耐久性とか壊れたときのこととか、気になっている点を聞いてきました。

 

ランドセルの耐久性

中村鞄は耐久性が高いと評判ですが、素材によっても違ってくるとのことでした。中村鞄の取り扱っている素材は3種類。すべてにコーティング加工を施して、防水効果・耐久性を高めているとのこと。素材はこちら。

  1. ベルエース(中村鞄特注の人工皮革)
  2. 牛革ボルサ
  3. 馬革コードバン

ベルエースは柔らかくて馴染むのが一番早い素材ですが、他の素材に比べると耐久性が低い。牛革は耐久性に優れていてバランスが良い。馬革は一番、耐久性が高い。

 馬革 > 牛革 > ベルエース 

 

ランドセルの重さ

ランドセルの重さは標準的で1120~1350gです。100gで意外と違ってきます。

  • ベルエース 1120g
  • 牛革ボルサ 1250g
  • 馬革コードバン 1350g

ベルエースは手に持った感覚で、軽い!と感じました。牛革は普通。馬革はちょっと重いなーという感じ。1100gはとにかく軽さが際立って感じました。長男が背負った感じだと牛革までが大丈夫そう。5歳には馬革は重いかな。

 ベルエース > 牛革 > 馬革 

 

キズのできやすさ、目立ちかた

使っているとどうしてもキズはできてしまいますが、目立ち具合が素材によって違います。ベルエースは他の素材に比べると柔らかい分、キズができやすい。つや消ししているのでキズは目立ちにくい。牛革はキズができにくく、つや消ししているので目立ちにくい。馬革は硬くてキズが付きにくいが、つや消しできないので目立ちやすい。

 馬革 > 牛革 > ベルエース 

 

ランドセルのカラーバリエーション

カラーバリエーションは、ベルエースと牛革でほぼ同じ展開。ただベルエースの方がチェックの内張りや、女の子向けにはハートの刺繍を入れられるシリーズがあるのでオプション分だけ牛革よりバリエーションがあります。馬革は全3種類と少なかったです。

 ベルエース ≧ 牛革 > 馬革 

 

ランドセルの価格

価格は比較的低価格なべルエースと標準的な牛革、高価な馬革となっています。

  • ベルエース 48,000円(ハート刺繍入りは50,000円)
  • 牛革 60,000円
  • 馬革 82,000円     ※税抜き

 ベルエース > 牛革 > 馬革 

 

壊れたときの対応

もしもランドセルが壊れてしまったら…。6年間と長期間使用するので保証がどうなっているのか気になるところです。流れを細かくお聞きしました。

 

【 ランドセルが壊れたら 】

中村鞄へ電話 ⇒ 翌日ヤマト運輸が自宅にランドセルを回収にくる ⇒ ヤマト運輸から代替ランドセルをもらう ⇒ 修理が終わったらヤマト運輸が届ける ⇒ 代替ランドセルを回収

※代替ランドセル:修理中に使用するランドセルのこと

 

料金については、すべて無料とのことでした。ヤマト運輸の配送料、修理代、代替ランドセルの料金がかかりません。暴れて壊してしまっても無料で直しますよ、と言って頂けたのは心強いです。電話した翌日に対応してくれるのもありがたいですね。

 

展示会は1番早い時間帯が見やすい

中村鞄の展示会は予約制で見学時間30分の入れ替え制になっています。私は一番最初の9時30分~10時で予約しました。見学当日は10分前の9時20分ころに到着。一番最初の時間帯だったためか、時間前でしたが中に入って見学することができました。

他に1組の家族が見学しているだけだったので、スタッフの方に説明をして頂きながらゆったりと見学できました。そんな感じで一通りランドセルを試しながら約15分。その後、数分気になる点を聞いて帰ってきました。

だいたい見学時間は20分ほど。9時40分くらいで見終えました。このとき見学していたのは、私たち以外に3家族でした。早めに行くことで少人数でゆったり見学できたのと、スタッフの方にじっくりお話を聞けたのは良かったです。

※コロナの影響で実際に工房でランドセルを作っているところを見られなかったのは残念。子どもたちに自分が使うランドセルの作成風景を実際に見られるのは良いなーと思いました。

 

まとめ

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中村鞄のランドセルは上品なカラーで風合いがとてもキレイでした。しっかりした作りで6年間使用できると昔から人気の高いランドセルなのも頷けます。中村鞄のランドセルをまとめると、素材によって重視するポイントが変わってきます。

  • 軽さ・価格を重視 ⇒ ベルエース
  • 耐久性・耐傷性・バランスを重視 ⇒ 牛革
  • 耐久性・風格を重視 ⇒ 馬革

私と長男は牛革が一番条件に合致していました。実際に見ると納得感がありました。ちなみに、早期キャンペーンとしてランドセルのイニシャル刺繍が無料になります。