JINSの前を通りかかったときに見かけた気になるパンフレット。バイオレットライトという光が目に良いらしい。家にいる時間も長くなって近視が心配になる昨今。気になったので調べてみることにしました。
調べたいこと
- バイオレットライトってどんな光?
- JINSのバイオレットプラスはどんなもの?
- 子どもの近視対策になる?
- バイオレットライトを屋内で取り入れるには?
バイオレットライトって?
JINSのパンフレットには「目に必要と言われる光」と書かれていました。まずはどんな光なのか調べてみます。
- バイオレットライトは太陽光に含まれる
- 曇りでもバイオレットライトは出ている
- 夕方にかけてバイオレットライトは減る(午前中が効果的)
- 近視予防、進行抑制に効果があるとされる
- 1日2時間超、屋外で過ごすと近視リスク軽減
- メガネ、ガラスをバイオレットライトはほとんど通さない
- 紫外線カット機能はバイオレットライトもカットされる
私が知りたかったことを簡単にまとめてみました。
太陽光に含まれるバイオレットライトは、夕陽の赤色には含まれていないとのこと。午前中の太陽が元気なときが良いということです。
バイオレットライトの研究結果では、「1日2時間超の外遊びをした子ども」は「ほとんど外遊びをしない子ども」と比べて、近視発症率が1/3以下だったとのこと。バイオレットライトは太陽光に含まれるため、屋外で過ごす時間が長いほどと取り入れることができます。
バイオレットライトはメガネやガラスをほとんど通っていかないので、屋内に長く居る人やメガネ・コンタクトをしている人は取り入れにくくなっています。また、紫外線カットのレンズ等を使用していると、さらに取り入れにくい状況になります。
JINSの店員さんに聞いてみた
近視対策に良さそうなバイオレットライト。その光を取り入れやすくするJINSのメガネについて店員さんに聞いてみました。
- バイオレットプラスは度なしは作れない
- 子どもでも作れる
- 以前よりもお求めやすい価格になった
- バイオレットライト65%透過、ブルーライト15%カット、紫外線92%カット
JINSのバイオレットプラスは、少しでも近視の度が入ってないと作れないとのこと。度が入っていれば子どもでも作ることができます。また、発売当初より価格が下がってプラス¥5,000で作ることができるようになっています。
バイオレットライトを取り入れる他には、目に有害とされるブルーライトや紫外線はカットしてくれます。目にとっては良いとこどりのレンズですね。ただ、ブルーライトは15%カットとブルーライトメガネと比較するとカット率は低めです。
- Zoffのブルーライトメガネ:33% or 50%カット
- JINSのブルーライトメガネ:25% or 40%カット
JINSのバイオレットライトの特設ページを見ると、特に成長期の子どもにオススメされていました。
子どもの屋外活動時間を把握する
うちの子どもたちは近視ではないので、残念ながらバイオレットプラスのメガネを作ることはできませんでした。では、バイオレットライトを効率よく取り入れるにはどうしたらいいのか…?屋外で1日2時間過ごすのはどんな感じになるのか現状を見てみます。
子どもたちの一日
屋外の活動時間を把握していきます。まずは平日から。
- 登降園 10分(5分×2)
- 幼稚園 屋外活動 1時間
- 園庭開放 1時間※
- 公園 1時間※
- 自治体の教室 1時間※
屋外活動時間は、3時間10分。園庭開放、公園、教室は組み合わせで2時間くらいです。その日の都合にもよるので時間が短くなったり無いときもありますが、平日は十分に屋外活動ができているようでした。
次に休日。
- 公園 1~2時間
- 散歩 1~2時間
以前はちょっと足を延ばしてお出かけしていましたが、それがなかなかできないご時世。散歩も行きつくしてしまって、ほぼ公園一択になっています。公園も寒い日、暑い日には早めに切り上げるので屋外活動時間は不足気味です。
平日は十分な時間が取れているので自治体の教室を休日に組み入れられると良さそう。
バイオレットライトを屋内で取り入れるには?
屋内にいるときにバイオレットライトを取り入れられるとグッと楽になります。そのためには、窓際で過ごすと良いとのこと。ただし、バイオレットライトはガラスをほとんど通さないので窓ガラスを開けておくと効果的です。
春・秋は窓を開けていても大丈夫。夏は喚起等で30分程度なら大丈夫かと。ただ、冬は厳しいですね。日照時間も短くて窓際に居ると冷風が入り込んできます。なるべく屋外での時間を作りつつ、屋内では目を疲れさせないようにテレビやゲーム等の時間に気を付けて生活するしかなさそうです。
まとめ
すでに近視の人はバイオレットライトを効率良く取り入れられるメガネは効果的です。近視の予防には、なるべく屋外活動を増やすこと、屋内では窓際で過ごすこと、日々の生活で目を疲れさせないことを意識していくと良さそうです。
テレビ、ゲーム、スマホ、マンガ等々、近視になりやすい環境が増えているので気を付けたいですね。