我が家では、次男の野菜嫌いが特に顕著なので試行錯誤しています。 そこで、食物繊維が手軽に摂れるという「おからパウダー」を買ってみました。子どもは味や食感に敏感なので、どうなるか期待と不安があります。
使い勝手の良い「おからパウダー」
おからパウダーは、おからの水分を飛ばしてパウダー状にしたもの。乾燥しているので長期保存が可能です。常温で保存可能とのことですが、私は粉に発生するダニが気になるので密閉して冷蔵庫で保存するようにしています。
- 食物繊維が手軽に摂れる
- 大豆タンパク、イソフラボン等も摂れる
- 約1ヶ月の保存が可能
- ふりかけるだけでOK
- 味がほぼ変わらない
- 1パック(100g前後)200円くらいで買える
栄養豊富なおからを、乾燥させることで保存期間を延ばすことに成功した商品。使い方も振りかけたり混ぜたりするだけで簡単。味もほぼ変わらないということで、使い勝手が良さそうです。
また2018年に大ヒットしてから、各社で発売されて今では手に入りやすくなっています。1パックもお手ごろ価格で買えるようになっています。
実際に使ってみて良かったところ
使ってみた感想としては、何といっても振りかけるだけの手軽さ!これだけで、野菜を食べないで困っていた食物繊維他が摂れるのはありがたい。いろいろな料理に入れてみましたが、味は「ほぼ」というか全然変わりませんでした。成功した料理には、こんなものがありました。
シチュー
シチューは混ぜるだけなので、何の問題もなく食べられました。食感も元々シチューにいろんな食材が入っているのでおからパウダーが加わったところで気になるような変化なし。おそらく鍋一つでぐつぐつ煮込む料理との相性は良いと思います。
唐揚げのカレーあんかけ
唐揚げがおかずだったんですが、出来合いのものを買ってきたので、そのままおからパウダーを振りかけると食べてくれないと思いカレーあんに。余っていたレトルトカレーにおからパウダーを入れて唐揚げとからめます。もともとカレーにはとろみがありましたが、おからパウダーを入れることでさらにとろみが増しました。おからパウダーで多少のとろみがつけられるようです。また、水分も吸収しやすい感じですね。好評で良く食べてくれました。
ハンバーグ
ハンバーグはつなぎと一緒に混ぜ込みました。あまり入れすぎると、パサパサになったりまとまらないことがあるそうなので分量は入れすぎないように気を付けました。問題なく焼きあがったら、普通のハンバーグと遜色ない出来。いつも通り食べてくれました。手間は掛かりますが、混ぜ込み系はやっぱり成功率が高いです。
実際に使ってみて失敗したところ
失敗したのは、そのまま振りかけてしまうと食べなかったこと。焼きそばに振りかけてみましたが、口には入れるものの麺とは違う食感でおからパウダーを器用に出してました。それが何度か続いて、ついに食べなくなりました…。こんなに敏感だとは思いませんでした。
そして一番の失敗は、魚のフリッターです。片栗粉におからパウダーを混ぜて揚げていきました。この失敗は、おからパウダーが油を吸収してしまったこと。吸収しやすいので油でベタベタになってしまいました。油が多い料理には向かないですね。
妻の失敗は使用量が難しいこと。おからパウダーは、4~5倍に膨らむので入れすぎると満腹感がすごいです。数学が苦手な妻は、この○倍といった量の計算が難題。使用量を考えるのがストレスになってました。
【 結果 】我が家ではおからパウダー見送り
私としては使い勝手の良いものと感じましたが、妻からするとおからパウダーを使った料理がストレスになってました。週末だけの私と違い、毎日料理をしている妻からすると使用に難があるおからパウダーを日々使っていくのは大変です。我が家では、残りのおからパウダーが全投入された肉野菜炒めを最後に使われなくなりました。
うまく使っていくことができれば、子どもに食物繊維を摂ってもらえるのでおすすめの一品です。