日本の伝統的な遊び「折り紙」。4歳の長男くんは、まだ作れる作品が少ないですが折り紙は大好きです。しかし、作った後にすぐ捨てるのはなんか切ない…。そこで、作った折り紙で競争したりごっこ遊びをしたりして、さらに遊んでみることにしました。
こどもに嬉しい知育効果あり
指先を使って遊ぶ折り紙には、いろいろな知育効果があります。
具体的には折り紙を折ることで、次の嬉しい効果があります。
・手先が器用になる
・指先を動かすことにより脳が活性化する
・空間認識能力が鍛えられる
・図形に親しめる
・思考力が育まれる
・達成感が味わえる
・集中力が増す
・色彩感覚が養われる
漠然と知育効果はありそうだなぁと思っていましたが、こんなにあるとは思いませんでした。自分も子どもの頃に、こんな効果を得ていたのかと今更ながら感慨深いものがありました。親としてはリーズナブルで用意や片付けが簡単なのも嬉しいところ。
いろんな飛び方をする「紙飛行機」
遊べる折り紙の定番。折るのも簡単ですぐに完成します。遊び方も投げれば飛んでいくので誰でもできます。調べてみると、いろんな飛行機の折り方があって飛び方も様々なので試してみると面白いです。
飛距離や得点で競う
遊び方の定番で紙飛行機を飛ばして飛距離を競ってみました。飛行機の出来が左右均等に作れてないので、毎回飛び方が違います。飛ばしてみないと分からないので意外と白熱しました。
緑の飛行機は、「ブーメラン飛行機」で飛ばすと自分のところへ戻ってきます。飛ばしてみると、旋回して戻って来るときと、宙返りをして飛んでいくときがありました。これは飛ばすだけでトリッキーな動きをするので楽しいです。作り方はこちらを参考にさせていただきました。
『 折り紙で作るブーメラン紙飛行機の作り方 | nanapi [ナナピ] 』
ほかにも飛行機の着地点によって得点を競うゲームを考えていたんですが、なかなか飛行機の操縦が思うようにいかないので断念しました。コントロールできる飛行機が作れたらやってみようかと思います。あと、うちは狭いのでイマイチ盛り上がりに欠けました…。
投げてみたくなる「手裏剣」
2枚の折り紙を組み合わせて作るスタンダードな手裏剣。気合を入れると8枚刃とか一回り大きい手裏剣とか、種類がありますが作るのが難しいです。なので、わが家ではスタンダードな手裏剣を量産して遊びます。
忍者ごっこや的当てで遊ぶ
手裏剣を作ったらやっぱり投げたい。特に男の子は忍者になりきって遊びます。戦いごっこで長男くんは手裏剣を投げてきますが、こちらはブランケットを隠れ蓑にして逃げます。体力のある忍者はなかなか手強いですよ…。
的当てはダンボールに○とか△の穴を開けるやり方と、スポンジとか柔らかいものを用意するやり方があります。ダンボールは開けた穴に得点を設定して遊べますし、スポンジは紙の手裏剣でも刺さるので本物っぽく使いながら遊べます。こちらは、折り紙以外にも用意しないといけないので事前準備が必要になります。
とにかくいっぱい回す「コマ」
折り紙一枚で作れるコマ。ただし作る難易度は高いです。実際に回してみると、ちゃんとクルクル回ってくれるんですが回る時間は短め。右側の2枚で作るコマのほうが安定していて長く回ります。こちらは遊びに行った先で見つけて遊びました。
回ってる時間を競う
コマを回しているだけでもけっこう楽しんでいましたが、「回している時間が長いほうが勝ち」というゲームにして遊んでみました。ずっと回しているだけなんですが、一緒に回しているのが楽しいようでした。他には、「3秒回す」など時間を決めて回っている時間が近いほうが勝ちといった遊びも楽しめるかなと思いました。
いろいろ食べる「ぱっくんちょ(パクパク)」
比較的簡単に作ることができる「ぱっくんちょ」。私のいた地域では、ぱっくんちょと呼んでいたんですがパクパクのほうがメジャーな呼び名みたいです。
いろいろ食べさせて遊ぶ
ぱっくんちょに、いろいろ食べさせるごっこ遊びをしました。ちゃんと食べられるご飯やお菓子から、人やオモチャまでいろんな物を食べさせてリアクションを楽しんでいました。パペットみたいな感じですね。顔を書いて何個か用意すると楽しさも広がります。
ぴょんぴょん飛びはねる「カエル」
おしりを指ではじくとピョンと飛んでいくカエルです。作る難易度は普通。ピョンピョンと動きがあるので、ウケがいい作品です。
得点で競う
得点の書かれた紙を用意して、カエルを飛ばして着地した得点の合計で競います。折り紙を使ったゲームでは、これが一番盛り上がりました。簡単そうに見えてカエルのコントロールがなかなか難しい!100点の○はカエルの本体とほぼ同じ大きさなんですが、慣れてきた後半から長男くんが連発して得点してました。勝てません…。このゲームだけで30分ほど対戦して、2勝6敗で完敗でした。
あとがき
普段は折り紙を全然しないので、一緒に遊ぶと意外と熱中してしまいます。子どものころには折れなかった作品に挑戦してみるのも面白いです。その場の思いつきで遊ぶので、事前に道具を用意するともっと楽しめるなと思うものもいくつかありました。特に手裏剣の的は作りたい!これは次の機会に楽しみたいと思います。