赤ちゃんの事で救急車を呼んだときに役に立った事まとめ

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赤ちゃんはとってもデリケートです。大人なら大丈夫なことでも、赤ちゃんだと大変なことになることも。私が実際に救急車を呼んだときは、どのような状況だったのか、どういったことが役立ったのか、まとめました。

 

どんなことで呼んだのか

救急車を呼ぶことになった出来事は火傷です。妻が紅茶を飲もうとして手を滑らせて、淹れたての紅茶がかかってしまいました。

紅茶がかかってからは、患部をすぐ水で冷やし消炎。しかし、紅茶のかかった肌はどんどん赤く腫れてきました。水で冷やしてはいるものの、赤ちゃんは泣き止まず激しく泣き続けることに。良くなっているのか自分達では判断できなかったため、救急車を呼ぶことを決断しました。

 

実際に救急車を呼んだときの応対

まず119番に電話をしたときには、オペレーターに正確に情報を伝えるようにします。赤ちゃんが大変なことになって焦ってはいますが、情報がうまく伝わらないと無駄に時間が過ぎてしまいます。

実際に電話をかけてやり取りしたことはこんな感じです。

 

①「救急」か「火事」か聞かれるので救急と答える

不安もあり少しでも急ぎたいですが、気持ちを落ち着かせることを心掛けました。相手にきちんと状況を伝えられなければ、その分時間が掛かってしまうからです。

 

②赤ちゃんの状態と状況を知らせる

オペレーター「どうしましたか?」
私「紅茶をこぼして火傷しています。今は水で冷やしてますが赤く腫れてきてます。」
オペレーター「どのあたりですか?」
私「左太ももから膝あたりです」
このようなやりとりをしました。

 

③救急車が到着するまでの処置を聞く

今回の件では「そのまま冷やし続けてください」とのことでした。
こちらから聞く前に教えてくれることもありますが、対処について気になることは聞いておくと良いです。

 

④自分の名前・電話番号・住所を知らせる

このときは引っ越して住所があやふやだったので免許証の住所を確認しました。
電話番号や住所が変わって不安な人は分かるものを用意しておくと良いです。

 

待っているときの準備

救急車が到着するまで時間がありますので、応急処置をしながら到着を待ちます。その間に私の場合は、妻が赤ちゃんを水で冷やしていたので病院へ行くのに必要なものを探しました。また救急車の到着に時間がかかるときや道が入り組んでいるなどで折り返しで電話がかかってくることがありますので、電話に出れるようにしておきます。 

必要だったものは以下になります。保険証などは普段から一つの場所にまとめておくことをおすすめします。

  1. 健康保険証
  2. 乳幼児医療証
  3. 母子手帳
  4. 自宅の鍵
  5. お金

5のお金ですが、搬送先の病院から帰ってくるときに必要になるかもしれません。どの病院へ搬送されるか分からないため、ちょっと遠くの病院へ搬送された場合タクシー代などが必要になります。実際に私はタクシーを使って帰ってきました。赤ちゃんが負傷していることと、自分たちが部屋着ということもありタクシーを選択しました。

医療費は乳児医療証があったので、無料になりましたが有料になる場合もあるようです。搬送された病院が200床以上ある大病院の場合、特定療養費が発生します。この金額は病院によって違いますが、だいたい1000円~5000円くらいが多いようです。

 

事前知識や緊急時講座があれば出ておく

救急車を呼ぶことになった少し前に、実は消防署で行われていた乳幼児の緊急時講座に参加していました。ここでは、こういった場合はこうする、といった具体的な対処法を聞くことができました。このとき「迷ったら自己判断せず救急車を呼んでください」とのお話を聞いていたことも、冷静な対応ができた結果になったと思っています。

こういった講座が地域で行われていないか一度確認しておくと良いでしょう。講座では同じように悩んでいるお父さんお母さんが一緒に出席しているので、自分達とは違った状況や視点から質問が出てタメになります。講座が開かれていない場合は、ネットでも情報を知りえる時代なので両親2人で話し合っておくことをおすすめします。 

 

呼ぶか呼ばないか迷ったときは「#8000」の相談電話を活用する

今回のような火傷の場合は救急車を呼ぶ判断がすぐできますが、判断するのに困るケースの多くあると思います。そういった場合に電話相談できる番号があります。

「#8000」に電話をすると、住んでいる都道府県の相談窓口へ電話が転送されてアドバイスを受けることができます。

具体的な利用時間や直通番号は厚生労働省のホームページで確認することができます。

小児救急電話相談事業(#8000)について |厚生労働省

 

まとめ

救急車を呼ぶときは焦らず冷静に対処することを心がけましょう。

必要な保険証などは夫婦でお互いが分かるように一つにまとめておきましょう。

事前知識はいざというときに心に余裕を持たせてくれるので、一度時間を作って両親2人で話し合いましょう。