2歳9ヶ月からスイミングスクールを始めました
2歳9ヶ月のころから自治体が運営しているスポーツセンターの水泳教室へ行き始めました。今年で2年目。始めた理由は、何か習い事をさせてあげたいなーと思っていて、先に始めていたお友達が「水泳良いよー」といった話を聞いていたこと。そして子どもが水遊びが大好きだったことです。水遊びは夏場のじゃぶじゃぶ池やお風呂はもちろん、お風呂の時間以外でも浴槽に水をためて遊ぶほど好きです。習い事をするなら子どもが好きなことの延長で学べる方が良いと考えました。
水泳教室に期待すること
水泳教室に期待していたことは、短期的なことと長期的なことがありました。
短期的
- 水に慣れる
- 体力アップ
- 風邪をひきにくくなれば
- お友達が増える
水遊びは大好きですが、水に顔をつけたり潜ったりは苦手でした。遊ぶときは水を浅くして、おもちゃやバケツを使って遊びます。
他には体力アップを通じて、風邪をひきにくい体づくりができればと期待しました。また、水泳教室を通じて新しいお友達ができればいいなと思いました。
長期的
- 泳げるようにする
- 自分の好きなことで長く続けられれば
長期的には泳げるようになることで、海や川でのもしもの時に役立つと考えました。また、水泳自体に興味を持って好きなこととして長く続けられる、または将来的に趣味になったりすればいいかなと期待しました。
自治体と企業のメリット・デメリット
始めるときに、どこの水泳教室に行くかを検討しました。候補は自治体運営のスポーツセンターと近所にあるジムで、気になるポイントを比較しました。比較するのは週1回の1ヶ月コースです(全て税込み)。
月謝 | 登録料・入会金 | 年会費・会員費 | 指定商品 | 体験教室 | おむつ | |
自治体 | 3000円 | 0円 | 0円 | なし | なし | とれていること |
コナミ | 8686円 | 3240円 | 1080円 | あり | 1080円 | 要相談 |
ルネサンス | 7236円 | 4320円 | 4320円 | あり | 1080円 | 要相談 |
※企業の場合は店舗によって料金システムが異なるため一例です
自治体のメリット
- 料金が安い
- 料金システムがシンプルでわかりやすい
- 水着はなんでも良い
- お友達を誘いやすい
自治体の圧倒的なメリットとしては料金が安いこと。企業のスイミングスクールより半額以下で始められます。また、料金システムも月謝だけで分かりやすいです。また、水着などの道具は指定がないので好きなものを選べます。
料金が低価格・シンプルで道具にも縛りがないので、他のお友達を誘いやすいメリットもあります。一緒に遊んでいたお友達とできるのは、子どもにとっては安心できるしやる気もアップします。親にとっても知っているママ友がいると心強いです。
自治体のデメリット
- 定員オーバーだと入れない
- 近所にない場合は送り迎えが大変
- 体験教室がない
デメリットとしては、人気の曜日や時間帯は定員オーバーする可能性があること。定員オーバーしてしまうと水泳教室に通えなくなるので、申し込むときにスタッフの人に確認してみることをおすすめします。
また、企業と違い複数の店舗があるわけではないので近所にないと送迎が大変です。基本的に送迎は親がするので、雨の日はけっこう大変。
私の行ったところは体験教室がなかったので、一般のプール利用者として親子で行ってから申し込みました。プールや着替えをする部屋を見られて、子どもが嫌がらないかを確認しました。
企業のメリット
- 店舗数によっては近所で通える
- スイミングバスで送迎がある
- 体験教室で試せる※
- コースが豊富
- 本格的に学ぶことも可能
※店舗によっては体験教室なし
企業のメリットは細かいところまでサポートされていることです。複数の店舗があるので近場を選ぶことができ、遠くてもスイミングバスでの送迎があります。
入る前に体験教室に参加すると実際の教室の様子がわかります。ちなみに私は体験教室には参加しませんでした。理由は体験教室をした場所でやりたがると困るから。
他に企業の場合はコースが充実しています。希望に沿って選ぶことができるので、本格的に学びたい場合は元日本代表選手が教えるコースもあったりします。
企業のデメリット
- 料金が高い
- 料金システムが複雑
- 指定の道具が必要なスクールも
- お友達を誘いにくい
デメリットとしては、自治体の倍以上する料金で高いです。初期費用でも指定の水着やスクールバックの購入があります。とにかく費用が掛かるので、経済的にきついものがあります。指定の道具を購入してからすぐに「行きたくない」となると、けっこうショックな出費になります。また、店舗によって料金・料金システム・コースが違います。選択肢が多い分、複雑になっています。入会金などについてはキャンペーンで無料になることもあるので、うまく活用して入れると初期費用が抑えられます。
出費が大きいので一緒に遊んでいたお友達を誘いにくいです。そのため、お友達がいない状態で始めることになりやすいです。その一方で、新しいお友達もできるので良し悪しではあります。
私は自治体の水泳教室を選びました
まず料金が安くて続けられることが大きいです。次男くんも一緒にやりたがるようになると、2倍の月謝になるので経済的な負担が大変になります。また、お友達を誘って一緒にできたのも大きいです。今まで遊んでいて幼稚園が違った子とも会えるので楽しみにしています。
本格的に水泳をするのではなく、上述した私が水泳教室に「期待すること」と同じような感じで始めるなら自治体の水泳教室がおすすめです。
水泳教室を始めて1年間で約4万円かかりました
- 水着
- スイミングキャップ
- ゴーグル
- タオル
- スイミングバック(なくても良い)
道具に指定はないので好きなものを買いました。スイミングキャップとゴーグルは100円ショップで売っているもので十分です。タオルは吸水性に優れたもので、全身を一気に包めるような大きなものが良いです。
スイミングバックはなくてもOK。私の場合は一箇所に道具をまとめておけるので買いました。急いで出発するときに忘れ物がないのと、撥水加工されているので濡れた水着を入れても安心です。
道具にかかった費用は3000円くらいだったと思います。これに月謝(3000円×12ヶ月)が36000円なので、1年間でかかった費用は39000円程度です。企業で仮に月謝8000円だったとすると、それだけで年間96000円かかります。将来的に兄弟で通わせる想定だと、この差はかなり大きいものになります。
水泳教室で何するの?
開始時間までに着替えてロッカー前で待機。先生が準備OKになったら点呼をしてから準備運動をします。時間配分は点呼とか準備体操で10分くらい。最後の5分で後片付けや着替え。実質プールに入っている時間は45分くらいです。
プールに入ってやる内容は、最初は水に慣れるところから。ジャンプしたり、つたい歩きやをしたり。徐々にバタ足や顔をつけたり潜ったりできることを増やしていきます。
進級試験は始めは2ヶ月に1回。半年たつと1ヶ月に1回あります。試験は今までやっていたことするので合格しやすいです。合格するとワッペンが貰えて嬉しそうに話してくれます。
水泳教室を始めて良かったこと
- 水を怖がらなくなった
- 水泳するのが好きになった
- 風邪ひきにくい・重症化しない
- 進級で自信がついた
- お友達が増えた
- ママ友が増えた
水泳教室を始めてすぐに効果が出たことは、水を怖がらなくなったこと。お風呂でプールでやったことや、できたことを見せてくれます。水に顔をつけたり、潜って見せたり。新しいお友達もでき、前よりも水泳するのが好きになって毎週楽しみにしています。水泳教室がなくて遊びたがるときもあって、親子でプールに出かけたりもします。
そして、風邪をひきにくい体になりました。通院履歴を見ると病院へ行く回数が目に見えて減っていました。また、風邪をひいてたとしても軽めで回復することも多くなりました。
ここまで、水泳教室を始める前に期待していたことが叶って良かったです。
他に良かったのは、進級試験に合格して自信がついてきたこと。「合格したよ!」「上のクラスに行けたよ!」と嬉しそうに話してくれます。進級すると達成感も得られるので良い効果が得られているのではないでしょうか。長男くんは自信がついてきたことで、今までより積極的に行動しているように感じます。
また、子どもだけではなくママ友も増えました。人脈の幅が広がって、他の幼稚園のことや地域の情報が聞けるので貴重な情報収集にもなっています。
水泳教室を始めて困ったこと
- 天気によって送迎が大変
- 教室がなくてもプールに行きたがる
- 体力がつきすぎた
- 寝てしまって行けないことも
困ったことは、送迎が天候に左右されること。自転車で送迎をしているので、雨が降っているとた取り付くまでが大変です。また、水泳を好きになってくれたのは良いのですが、水泳教室がなくても行きたがると天候や予定によっては困ることもあります。
そして、想定以上に体力がついてので早い段階でお昼寝をしなくなりました。午後いっぱい公園で遊んでも夜の8~9時くらいまで元気に起きています。この体力は他のママにも驚かれるほどだそうです。
他には水泳教室の時間に寝てしまったことがありました。寝てしまうとどうにもできなくて、お休みすることになりました。
1年間やってみてどうだった?
1年間やってみての感想は、本当にやって良かったな~と思いました。良い方向にいろいろと効果が出てくれました。次男くんも送迎で水泳教室を見ているので、興味を持っている様子。来年には兄弟そろって水泳する姿が見られるかもしれません。
また、自治体の水泳教室を選んだのも良かったです。やはり、年間の費用を考えると企業の月謝はきついです。これからのことも考えると抑えたいところ。そう考えると自治体の費用対効果は高いです。水泳教室を検討する参考になればと思います。