焦らずに約2か月。5歳でひらがなの練習をしてマスターした

f:id:CloverS:20200419140945j:plain

同じ幼稚園に通っている女の子が、ひらがなが読めるようになった聞いてママはびっくり。うちではそんなこと考えたことがなかったので、慌ててしまいました。そういえば、私も幼稚園の時にひらがなや簡単な算数を練習してたような…。ということで、我が家のひらがなを覚えるまでをまとめておきます。

 

ひらがなは小学校前に覚えるの?

根本的なところで、ひらがなはいつごろ覚えるのが良いのか。

 お子さんにひらがなを教える年齢は以下を目安に考えてください。
早すぎるのも、遅すぎるのも、あまりオススメできません。

・女の子の場合は4~5歳
・男の子の場合は幼稚園の年長さんの時

引用元:ひらがなの教え方・・・いつから、どんな練習をする?

これを見ると、やはり小学生前に覚えるのがベストタイミングのようです。うちの長男は5歳で今年から年長さんになるのでちょうど良いタイミングです。

念のため、通っている園長先生にも相談。園長先生は隣の小学校で校長先生もしていて、長く子どもたちを見ているので参考になります。

園長先生によると、「無理に勉強する必要はないですよ。興味を持った時に自然と覚えていくものです。それよりも、今はいっぱいお友達と遊んだりいろいろな楽しいことをして過ごすことが大事です。ゲームはあまり良くないですが。」とのこと。

そこで、長男にひらがなを覚えたいかを確認。すると、「お友達が覚えたので自分もやりたい」とのことでした。興味はあるようなのでひらがなを練習することにしました。

 

我が家のひらがなを覚えた方法

f:id:CloverS:20200419140957j:plain

興味を持つことが大事とのことでしたので、なるべく子どもが楽しみながらできように考えて練習しました。また、「勉強しなさい」といった自分が子どものころに聞いて嫌だったフレーズを使わないようにしました。自分が焦ってしまうと感情的な部分が出て、子どもがやりたくなくなってしまうと思いました。なるべく、自分から「やりたい」と思って行動してくれるようにできたら大成功です。

 

ステップ① ひらがなを書く練習

最初にしたことは、ひらがなを書く練習です。基本的に子どもと一緒にひらがなを練習していきます。練習には100円ショップにある、ひらがなの練習帳を使いました。ひらがなをなぞって書いていくやつ。隣にヒントとなる絵が描いてあって、わかりやすくなっています。「み」だったらミカンの絵とか。

1日に10~15分程度で、1~2回ほど練習してました。これを1ヶ月ちょっと続けて8割くらいが書けるようになりました。何時と何時にやろうねとか、約束ねという感じで習慣化できるようにしました。気分によっては、やりたくないとか、体調が悪いといったこともあるので

ヒントは興味のあるものが覚えやすい

練習帳に載っているヒントの絵は一般的なものになっているので、子どもが興味のあるものに置き換えて練習しました。例えば、「ら」だったら「ライダー」の「ら」という感じ。このほうが子どもも楽しそうに練習していました。

  • 好きなキャラクター
  • パパ、ママ、じいじ、ばあば
  • お友達の名前やあだ名
  • 絵本やテレビで見たもの
  • 家族の中だけで分かる言葉

我が家では、このあたりの言葉が覚えやすかったです。覚え始める最初の取っ掛かりに良いと思います。

 

ステップ② ひらがなを読む練習

ひらがなを8割くらい書けるようになってから、ひらがなが読めないことが発覚。「あ」を書いてというと書けますが、書いてある「あ」の文字をなんて読む?と聞くと読めませんでした。

子どもにとって、「書くこと」と「読むこと」は別物。あとから知ったのですが、読み ⇒ 書き の順でやっていくのが覚えやすい順番だそうです。

それから読み方を中心に練習していきました。書き方で使っていたノートを読み方として使用。また、テレビを一緒に見ているときに映っている文字を「これ読める?」と聞いたり、お菓子のパッケージで読めるか聞いたりしてました。

書き方から練習していたことで、なんとなく覚えていて読める文字もあるので半月くらいで50音の読みと書きがほぼできるようまでになりました。ここまでくると、文字を読むことがすごく楽しくなっていて目に入る文字を「~って書いてある」と嬉しそうに教えてくれるようになりました。

 

ステップ③ 小さい「ゃ・ゅ・ょ」(拗音)を覚える

小さい文字は教えるのがわかりにくかったので、声に出して覚えてもらうことにしました。「きゃ」だったら、大きい文字のままで「き」と「や」を早く声に出して連続で言ってもらいます。「きや きや きや きや きや きゃ」⇒「き」と「や」が繋がり始めて「きゃ」の音に近い音になったら、それが「きゃ」の読み方だよと教えてました。

これはすぐに覚えたので、わざわざ練習しなくても良かったかもしれません。それもあって、「〃(濁点)」「゜(半濁点)」が付いた文字は聞かれたときに教えて自然と覚えてました。

50音が読み書きできたら、小さい文字や濁音は自然と覚えていくのかもしれません。

 

一日の終わりにテストする

f:id:CloverS:20200419140414j:plain

練習した文字を覚えているかをお風呂で簡単にテストしてました。子どもにとっては復習で、親にとっては学習状況の確認になります。「書き」のテストは鏡に文字を書いてもらったり、お風呂でも使えるペンを100円ショップで買って書いてもらってました。

「読み」のテストは、こちらも100円ショップにあった壁に貼り付けられる50音表を使って何て読むのか聞いてました。出題数は5問~10問くらいで、日によってバラバラです。ママは難しめでパパはボーナスステージありという感じで、難易度を分けたり正解数に応じておやつ増量があったりゲーム要素を入れてテストしてました。

 

まとめ

長男にはこの3ステップでひらがなを覚えてもらいました。最初はどうなることかと思いましたが、約2か月ほどで覚えていました。焦らずに継続してやることが大切ですね。次男には長男の練習方法を踏襲しながら、今度は読み方から練習していこうと思っています。

  1. 最初に読み方を練習する
  2. 次に書き方を練習する
  3. 一日の終わりにテストする
  4. 小さい文字や濁音は様子を見ながら

基本スタンスは長男と同じで、こんな感じで覚えていけたらと思います。