母子分離不安というらしい
ママがいなくなって子どもが泣いてしまう、といったことを「母子分離不安」と言うそうです。私の場合も2人きりになると、かなり泣かれていました…。
こんな時によく泣かれました…
普段生活していて、よく泣かれるシチュエーションがいくつかあります。
- お風呂タイム
- ゴミ捨て
- 部屋にこもる
- ママ一人でお出かけ
特にお風呂は毎日のことですし、毎回泣かれてしまうとさすがにへこみます。ゴミ捨てはパパが行けば何の問題もないのですが、手が離せなかったり忘れて急いで出しに行ったりとママが行くこともしばしば。この短い時間でさえ泣かれていました。
また、ママも一人の時間がほしい時や仮眠を取りたい時は部屋に一人でこもります。その時、扉を閉めただけで泣いていました。そして、ママ一人でのお出かけの時は泣き疲れてそのまま寝てしまうことも。
泣いてしまうのはパパのせいじゃない
ママと離れてパパと2人きりだと泣いてしまう。これはやっぱりショックな事でした。私と一緒じゃダメなんだろうかと悲しい気持ちにもなったものですが、これは落ち込む事ではありませんでした。
まず、考えなければいけなかった事は「パパじゃダメなんだ…」と自分のせいにするより、「なぜ息子は2人きりだと泣いてしまうのか」と息子の気持ちを考えてあげること。
息子にっとて生まれてから片時も離れず毎日ずっと一緒にいたママ。そんなママが、自分をおいていなくなってしまう。いきなりママがいなくなったら、息子は不安で不安で仕方ないはず。一人きりではなくても、パパは仕事で留守にすることが多いのでいないことは当たり前。一瞬でもママと離れることは、息子からしてみると一大事件なっています。
どうすれば2人きりでも不安にならないかを考える
では、どうすれば息子はパパと2人きりになっても不安に感じなくなるのか。これを考え始めたときに、息子が一人遊びをしているのが目に留まりました。楽しそうに一人遊びをしている時、ママが離れて見えないところにいても泣きません。
そのことに気付き、試しに息子とパパだけで遊んでいる時にママにゴミ捨てに行ってもらいました。ママが出て行くとき、嫌そうな顔をしましたが全力でパパが楽しい遊びのアピールをしたら泣きませんでした。
不安にさせない為に行動したこと
パパとママと3人で遊んでは意味がない。パパと一緒にいて楽しい!ママがいなくても大丈夫!と安心させるために、毎週末2人だけで遊びに行く時間を作ろうと思いました。とにかく、「パパといると楽しい♪」ということをアピール。気合いを入れて取り組んでいましたが、意外にもあっさり克服できました。実際にとった行動はこんな感じ。
- 1週目土曜日 近くの公園で40分一緒に遊ぶ
- 2週目土曜日 近くの支援センターで60分一緒に遊ぶ
- 3週目日曜日 近くの公園で30分一緒に遊ぶ
1週目の公園ではシーソーやすべり台を一緒に遊んだり、池の亀を見たり、息子が行きたいように走り回ったり。特にすべり台は息子のお気に入りで何回もしました。お気に入りの遊具が見つかると楽しさも増します。また、休憩スペースでおやつを一緒に食べているときも楽しそうでした。
2週目の支援センターでは、朝一からだったので貸し切り状態でのびのびと遊ぶことができました。おもちゃがたくさんあるので、いろいろと目移りしながら遊べます。後半には以前にママとイベントに参加して顔見知りのママ友親子が来ていたので、一緒に遊んで楽しいひと時が過ごせました。
3週目に公園に行くときには楽しみにしているようで、泣くそぶりはありませんでした。2回思いっきり一緒に遊んだだけで泣かなくなってくれたんです。逆に言うと、パパに対する不安はその程度のものだったんだと悩んでいた事がちっぽけに思えました。
個人差はあると思いますが、私の場合は息子が楽しいと思えることに全力で参加する事で信頼を得られたと思います。