絶望的な気持ちになる夜の嘔吐
子どもが悪いわけではないですが、布団が嘔吐で染まると一瞬頭が真っ白になります。特に寝る体勢に入っている夜は精神的にきます。なるべく被害を抑えるためにしていることと、嘔吐後にしている処理をまとめました。
嘔吐する理由
嘔吐する理由は様々ですが、わが家では大きく分けて3つの理由があります。
風邪による嘔吐
風邪をひいてせきが止まらないときによく吐きます。せきのし過ぎで吐いてしまうんです。その他、おなかにきているウィルス性の風邪。今のところないですがロタウィルスやノロウィルスで嘔吐すると大変。
環境の変化による嘔吐
幼稚園に通いだしてから吐きやすくなっていました。元気に遊んでいたと思ったら吐いたり、寝ていていきなり起きて吐いたり。病院へ行っても風邪ではなく原因がハッキリしなかったのが怖かったです。かかりつけの小児科の先生は、「環境の変化によるものだと思います。しばらくして慣れたらおさまります。」とのこと。幼稚園の先生も「吐いてしまう子はたまにいるので、様子を見てあげてください。」ということでした。様子を見て、5月上旬の嘔吐を最後に吐かなくなりました。
ギャン泣きして嘔吐
ものすごく怒られてギャン泣き。泣きすぎてむせて嘔吐。子どもも親も悲惨。吐いた子どもは責められず、こんな状況を招いてしまった自分にも怒りがこみ上げる。最悪のパターン。一番避けなければいけない状況。
布団の嘔吐対策
風邪のときは嘔吐することが予見できるので、バスタオルを布団の上に敷いて対策しています。まくらもタオルを巻いてます。掛け布団は特に対策していません。というか、普段から暑がりで何度かけてもどかされるので対策しなくても汚れないという…。布団の片隅に丸まっている掛け布団がかわいそうになります。服はサイズアウトした(しそうな)ものや汚れているものを着てもらうようにしています。
常時している対策としては、おねしょシートを敷いてます。おねしょもですが、嘔吐も敷布団まで染みるのを回避できます。寝相が激しく布団を縦横無尽に動く場合は、大人用のシートにするのもあり。また、いいなと思った対策はシーツ自体を防水にすること。防水なので染みにくいはず。あとはレジャーシートを挟んでおく方法もありました。寝ずらいと思いますが効果的。
嘔吐した布団・シーツの洗濯はどうする?
嘔吐した布団たちはしっかり洗います。
- ウィルス性の嘔吐が疑われる場合は完全防備
- 固形物を取り除く
- お湯は使用しない
- 塩素系漂白剤でしっかり消毒
- 洗濯機で洗う
- しっかり天日干し
- 臭いが残ったらファブリーズ(無香料)
シーツの場合はこの手順でしています。完全防備は二次感染を防ぐために、マスクやゴム手袋を装備するのが望ましい。ですが、悠長なことは言ってられないのでしないことも結構あります。ただしノロウィルスの場合は完全防備必須。お湯を使用しないのは、嘔吐物にたんぱく質が含まれていると固まってしまうから。
固形物が取れたら塩素系漂白剤で消毒します。通常1~2時間漬け置きして洗濯機にかけますが、疲労困憊のときは一晩放置したこともありました。しっかり天日干しして、もし臭いが残ったらファブリーズを吹きかけてます。無香料なのは嘔吐臭と混ざり合ったら最悪なので臭いのないものを選択。これで平常に戻ります。
最終手段クリーニング
最終手段はクリーニング。敷布団は完全にアウトなので即クリーニング行きです。布団の下処理(固形物除去等)を済ませて、クリーニング店へ電話します。お店に事情を説明してお願いできるかを確認。私が使用しているクリーニング店では敷布団のクリーニング代は3000円弱。朝一で出すと夕方受け取れるというなんともありがたいお店です。お店までの移動は自転車で、布団の持ち運びはIKEAのブルーバッグを使用してます。
こういうお店を知っているのと知らないのでは不安感が全然違うので、事前に調べておくといいです。
諦めも肝心
いろいろ書いてきましたが、絶望的な状況だったら諦めも肝心。捨てます。通販・しまむら・ドンキ・ニトリ・ホームセンター等々、安く買えるところで新調します。
上手に吐けるようになったら、100円ショップの小さいバケツとかにビニール袋をセットして用意しておこうと思います。掃除も楽だし、子どもたちも気持ち的に楽かなと。嘔吐物の処理をしている親の姿は、子どもたちも複雑な気持ちになってそうなので。