お出掛けはしたいけど、やっぱり気になるのはチケット代。チケットだけで痛い出費になることも少なくありません。そこで私が実際に行って低価格だけど、満足できるスポットをご紹介します。
以前に無料のおすすめスポットもご紹介したので参考になれば。
国立科学博物館
特別展と常設展があり、ここでは常設展をご紹介します。地球や動植物について、科学について目で見て体感して学ぶこともできます。建物は、3F〜地下3F、屋上まであって1日では回りきれないボリュームです。チケットは券売機の他に、カウンターでも買うことができます。ちなみに、特別展は年間予定表から確認できて別途料金が設定されています。
入場して進むと、食事のできるラウンジやショップがあります。さらに進むとベビーカー置き場があるので、不要な場合は荷物を軽くできます。何度も行ってみた体感としては、人気なのは入ってすぐ見られる1Fと恐竜が展示されている地下1Fでいつも人が多い印象です。
ここのありがたい所は食事ができる場所が多いことです。常設展のある地球館入口前の中庭、中庭の周りのベンチや休憩所、屋上でも座って食事ができます。ラウンジやレストランもあり、建物内で食事を調達することもできます。
夜の天体観測・イベント
じつは金曜や土曜の夜にも開館されていることがあり、天体観測や各種イベントが行われています。開かれている時間は短いですが、夜の博物館は普段とは違ったワクワク感が楽しめます。天体観測は事前申込制です。1ヶ月前から受け付けていますが人気ですぐに定員に達してしまうため、参加したい場合はすぐに申し込むことをおすすめします。
コンパス
国立科学博物館の3階にある、たんけんひろば「コンパス」。遊びながら発見や学びを体験できます。アスレチックには動物の剥製が設置されていて間近に見ることができます。ブロック状になっている標本は、実際に手にとって見ることができます。他にも、絵本コーナーや工作コーナーがあって子どもの幅広い興味に対応できるようになっています。1コマ45分で人数が制限されているので、
平日の場合は、地球館案内(1階)横で整理券を発券しています(無料)。休日の場合はローソンチケットで事前予約制(抽選)になっています(入室1人200円)。以前は平日と同じやり方でしたが、一瞬で埋まってしまうので変更されたようです。もし休日に空きがあった場合は事前予約なしでも当日入れるとのことですが、そんな日はまずないくらい大人気です。
国立科学博物館「親と子のたんけんひろば コンパス」|販売・予約は ローチケHMV
上野動物園
日本の有名スポットの上野動物園。イベントステージや体験イベントもあります。ベビーカーの貸し出しは、2017年12月5日から新しくなっていて使いやすくなっています(レンタル1台500円)。入園してすぐのパンダゾーンは大人気。ただ、回転率が早いので見た目ほど待たずに順番が回ってくることもあります。東園はパンダ、ライオン、ゾウ、ゴリラと人気の動物たちが目白押し。これだけでも満足感があります。
西園にはイベントステージがあり、子ども向けのショーをやっていたりします。また、動物たちとふれあえる「子ども動物園すてっぷ」もあります。整理券が必要な動物もいますが、いつでもふれあえる動物もいるので楽しめます。東園より規模は小さめで人も空いているの方なので動きやすいです。
食事スペースは広めにテーブルやベンチが設けられていますが、休日のお昼時はせきを探すのに苦労します。11時過ぎくらいから席を確保して、早昼くらいにしておくと余裕を持って食べられます。
西園と東園をつなぐモノレールもあります。大人150円・小人80円。ただ、乗車時間は1分半ほどで乗るために30分待ちしたことがあるので、私としてはおすすめしません。西園へは歩いてもいけるので、子どもたちが乗りたくて空いていたら乗るのはありかなと思います。
東武博物館
向島百花園
東武博物館から歩いていける距離にある向島百貨園。名物はハギのトンネル。9月が見ごろです。私が行ったときは10月になっていたので、少々枯れていたのが残念。記念撮影では、庭園半纏を着て撮ることができたので珍しい体験ができました。他にも季節によって、楽焼体験などのイベントも開催されています。
売店「茶亭さはら」では、甘酒・抹茶・かき氷・和菓子といったホッとする軽食が用意されています。私は甘酒とかき氷を頂きました。甘酒はすっきりしていて飲みやすかったです。
滞在時間は1時間弱で、イベントをするともう少し長くなります。子どもが遊べるというわけではないので、東武博物館のあと少しゆっくりした時間を過ごしたいときにはありだと思います。
夢の島熱帯植物館
熱帯植物館に着くまでに夢の島公園の中を通っていきます。徒歩の時間を見ると駅から少し離れている印象ですが、夢の島公園がかなり広い公園で公園内を徒歩6分ほど歩きます(夢の島公園は駅から徒歩7分)。ベイエリアなので強風な日が多いです。ベビーカー等の荷物が飛ばされないように注意してください。
熱帯植物園の中は普段では見る機会があまりない、熱帯植物を見ることができます。ジャングルのようになっているので、ちょっとした冒険気分を味わえます。入ってすぐにある滝は、裏側からも見ることができるのでいつもとは違った視点が楽しめます。「熱帯」だけあってメインの熱帯植物を見るときは温室になっています。蒸し暑いので苦手な方は注意してください。また、イベントホールもあり、展示やコンサートが開かれています。また、赤ちゃんも遊べるキッズスペースが設けられているので座って遊ぶこともできます。
食事スペースは、休憩できるベンチが用意されていて食べることができます。ただ、テーブルはないので持ち込むなら、手で持って手早く食べられるものが良いです。ジャングル風のカフェもあり、熱帯植物を眺めながら食事をすることもできます。
あらかわ遊園
都電思い出広場
あらかわ遊園の隣駅にある都電思い出広場。昔使われていた都電の車両(2車両あり)に乗ることができます。運転席には駅長帽もあって被ることができます。もうひとつの車両は資料館のようになっていて、ジオラマや資料が読めます。ここの規模は小さいので、あらかわ遊園のあとにちょっと寄ってみる感覚で気軽に楽しめるスポットです。思い出広場の隣は都電の車両庫になっていて、いろいろな車両を見ることもできます。
科学技術館
いろいろな科学技術を体験できる施設。全館で実際に自分で触って科学を体験できるようになっているので、各階に分散していて激混みしているところはなかったです。おすすめは5階の「メカ」で巨大なピタゴラスイッチみたいな装置があります。大玉を人力で装置を動かして、持ち上げたり回したりしながら転がしていきます。家族全員で協力してできたのが楽しかったです。3階では触れたところに放電がくる体験ができたり、2階では車やバイクに乗って運転の体験ができたりします。
また、体験以外にもワークショップがとにかく豊富。私が行ったときは、19ものプログラムが行われていました。一部で事前予約が必要なプログラムもありますが、ほとんどは当日に決められた時間に行くと見ることができます。整理券等は配られないので、途中から立ち見で見ることも可能。私が見たときは5分くらい前に行くと座って見ることができました。小学生くらいからのものが多いようでしたが、フラッと見るなら小さい子でも楽しめると思います。
食事は4階に軽食ができる売店があります。焼きそば400円とかカレー500円など良心的な価格。売店内のテーブル席は少々少ないのでお昼時は埋まってしまう可能性がありますが、同フロアに広めの休憩室があるのでそこで食べることができます。売店の人に聞いたところカレーや蕎麦の器を返却してくれれば休憩室でも食事OKとのことでした。他には地下1階にレストランもあります。