【副鼻腔炎・胃腸炎】気になるこどもの病気に大人がなったらめちゃくちゃ辛かった

f:id:CloverS:20190213022745j:plain

普段、こどもたちが罹らないように気にしている病気。その病気を大人が罹ってしまったらどうなるのか。実際にどこがどう辛いのか身を持って味わいました。昨年11月~お正月にかけて、副鼻腔炎と胃腸炎になってしまった私の実体験をご紹介します。

 

副鼻腔炎

f:id:CloverS:20190213022755j:plain

のど風邪をひいて5日ほどで治りましたが、鼻水が続いて数日経ってから悪化。再度、病院へ行くと副鼻腔炎との診断でした。こどもよりも大人の方が症状が重くなりやすいそうです。症状としては、こんな感じでした。

  • 黄色い鼻水が異常に出る(1時間もすると大量に出てくる)
  • 味を感じない
  • 鼻から変な臭いがする
  • 頭痛のような痛みが目の周り、特に頬の辺りで常時出る
  • たまに歯茎も痛む
  • せき・たんが出る

風邪の菌が副鼻腔に侵入してしまったのではないか、ということでした。鼻の中をスコープで見てもらいましたが、左側は腫れていて見ることができず。抗生剤と鼻炎薬を処方されました。

鼻炎はひどいときには鼻をかむのも痛かったです。ここで、こども用に買っていた電動鼻吸い機がまさかの活躍。大人にも対応していますが、自分で使う日が来るとは思いませんでした。

せき・たんは鼻水がのどまで落ちてしまっているせいで出ている症状なので、コマ目にうがいをすると良いとのこと。鼻水もコマ目に出して、鼻の中をなるべくキレイにするように言われました。痛みは1~2日でひいてくるとのことで、その通りになりました。ただ、鼻水はしつこくて完全に止まるまでは1週間くらいかかりました。

 

胃腸炎

f:id:CloverS:20190213023125j:plain

お正月の差し迫った年末に次男くんが吐いて、次の日に長男くん、大晦日に私、元旦にママが胃腸炎で全滅しました。こちらは、こども~大人の様子をまとめました。

胃腸炎は特効薬がなく、体内の細菌が体外へ排出されるのを我慢するしかないとのこと。排出方法は、吐くか下痢かだそうです。基本的に初日は吐き気があってとても食べられません。このとき、無理に食べずにスポーツドリンクを少しずつ飲むと良いです。無理して食べても吐いてしまったり、吐き気が増します。また、感染するので嘔吐物の処理と消毒が重要になってきます。

こどもの嘔吐対策はこちらの記事でご紹介したやり方で防御していました。

 

次男くんの様子

  • 初日:食べても飲んでも吐く(熱なし)。下痢。→病院で整腸薬をもらう。
  • 2日目:飲食して吐く状態が続く。飲み物少量。下痢。→長男と病院へ
  • 3日目:少量のうどんを食す。飲み物を飲める量が増える。下痢。
  • 4日目:食パン・飲み物が普段の5割くらいに戻る。一口ゲロする。下痢。
  • 5日目:通常の食事が普段の8割くらいに戻る。嘔吐なし。下痢。
  • 6日目:通常の食事が普段の8割くらい。柔らかめの固形の便に。
  • 7~9日目:通常の食事量に戻るが疲れやすい。
  • 10日目~:胃腸炎の前より食べるようになる。

食べても飲んでも吐く状態が続いて、2日目に長男くんと再度病院へ行ったときに脱水症状がないか診てもらいました。飲んでも吐く状態でしたが、幸い多少でも水分補給できていたようで脱水症状は見られず。

消化の良いうどん・蕎麦やカロリーメイトを少量ずつ、飲み物は「DA・KA・RA」をちょびちょび飲み。本人は熱もなく意外と元気なので、空腹でいつも通り食べたり飲んだりしたがります。そうすると吐いてしまうのでちょっとずつ様子を見ながら飲食してもらいますが、それでも2日目くらいまでは吐いてしまいました。

空腹→少量飲食→もっと欲しがって泣く→しばらくして吐かないので飲食→吐く→泣く

この繰り返しが本人も親も辛いところでした。

 

長男くんの様子

  • 初日:食べても飲んでも吐く。熱37.5℃。下痢。→病院で整腸薬・座薬をもらう。
  • 2日目:飲食して吐く状態が続く。飲み物少量。微熱続く。下痢。
  • 3日目:少量のうどんを食す。飲み物を飲める量が増える。平熱。嘔吐なし。下痢。
  • 4日目:食事が普段の5割くらいに戻る。下痢。
  • 5日目:通常の食事が普段の8割くらい。柔らかめの固形の便に。
  • 6~9日目:通常の食事量に戻るが疲れやすい。
  • 10日目~:まだ若干疲れやすい。胃腸炎の前より食べるようになる。

次男くんを見ていたので、熱以外は同じようにしてました。ただ、長男くんの場合は熱があったので座薬や冷えピタで対応。2人とも快復してからも、しばらくは疲れやすくなってました。体力が戻るまでは時間がかかります。また思うように食べられなかった影響か、快復してから1週間くらいは胃腸炎の前より食べるようになってました。

 

パパの様子

  • 初日:午前に急変。吐く。熱39℃。下痢。→病院で整腸薬・解熱剤・吐き気止めをもらう。
  • 2日目:吐き気あり。食欲ほぼなし。飲み物少量。微熱。下痢。
  • 3日目:吐き気あり。食事が普段の5割くらいに戻る。平熱。柔らかめの固形の便に。
  • 4日目:吐き気あり。食事が普段の8割くらいに戻る。疲れやすい。
  • 5日目:吐き気あり。食事が普段の8割くらい。疲れやすい。
  • 6~7日目:通常の食事量に戻る。体力がだいぶ戻る。
  • 8日目~:快復。

大晦日に休日診療をしている病院へ。大変な混雑で2時間半待ちで座るところがない状態。しかし、立って待つことができなかったのでしゃがみこんでいると病院の方が別室のベッドを使わせてくれました。

尿検査でケトン体検出

2時間ほど待ったところで尿検査。検査結果でケトン体が出ているとのこと。体のエネルギーが不足していて、脂肪をエネルギーに変換するときに出てくるそうです。これが体内にいると薬が効きにくくなるそうで、点滴での栄養補給を勧められました。点滴の時間は約50分ほど。帰ってから妻に話をすると、ケトン体は妊娠時以外で初めて聞いたと驚かれました。

猛烈な吐き気と下痢

何も食べていない状態でも吐き気が続きます。そして激しい下痢。30分間隔ぐらいでトイレに行きたくなります。また熱で体全体の関節が痛みました。特に腰が痛くて横になっていても寝ることができないほど。この状態で新年を迎えました。ちなみに、妻はつわりでこんな吐き気の状態がずっと続いたそうです。辛すぎる…。

体力が戻るのに時間がかかる

4日目に症状がだいぶ落ち着きました。整腸薬は下痢が治まったら止めていいとのこと。そのまま飲み続けると、逆に便が硬くなるそうです。5日目は仕事始めでしたが、体力が戻らず厳しかったです。6日目にやっと体力が戻ってきた感じがしました。

 

ママの様子

  • 初日:吐き気あり。食欲減退。下痢。→病院で整腸薬・吐き気止めをもらう。
  • 2日目:吐き気あり。食欲減退。下痢。
  • 3日目:食後に吐き気あり。柔らかめの固形の便に。
  • 4日目:食後に吐き気あり。
  • 5日目:だいたい快復。

一番、症状が軽かったのがママ。ただ実際に吐くことはないものの、強烈な吐き気が続きました。また年末年始に家族全員の看病をすることになったので、そちらの方が大変。特に嘔吐した寝具等の処置で、毎日大量の洗濯物と格闘していました。

 

あとがき

どちらも辛かったですが、特に胃腸炎がしんどかったです。食べることもできず、ひたすら我慢するしかない状態が続くのはきついですね。また、家族が全滅するとまさに地獄です…。みなさんも体調には十分気をつけてください。同じような状況になったときに参考になれば嬉しい限りです。