これまで海外製品は普段のショッピングの選択肢には入っていないものでした。でも最近、KALDIや成城石井といった輸入品を扱うお店も増えて抵抗が低くなっています。むしろ珍しい商品が見つかって楽しいですし、友達や家族と盛り上がったりもします。
ただ、個人で海外製品を購入しようとすると途端にハードルが上がるので、個人でも気軽に購入できる「iHerb(アイハーブ)」がお買い物の選択肢としてありな理由を詳しくご紹介しようと思います。
- iHerb(アイハーブ)って?
- 海外輸入だけど送料は日本と大差ない
- iHerbだと海外製品を安く買える
- セールやキャンペーンが頻繁にある
- 購入していて気になる点は…?
- やっぱり海外製品への不安はありました
- 賢く使えばお得でメリットいっぱい
iHerb(アイハーブ)って?
1996年にアメリカで創業した「iHerb」。自然系のサプリメント・化粧品・お菓子といった海外製品を取り揃っている通販サイトです。取扱商品は3万点以上で、1200種類もの信頼のブランドが参加しています。
日本でも人気で利用するユーザーが多くいます。購入した人が書き込めるレビューでは、日本語で書かれたものも多く見られるので参考になります。サイト自体も日本語にも対応しているので、楽天とかAmazonと同じようにショッピングができます。
サイトに行くと最初は英語ですが、この部分から日本語に変更できます。表示を切り替えても、たまに英語表記のままの商品もあります。もし欲しい商品だったら翻訳機能を使うか翻訳サイトで調べる必要があります。
海外輸入だけど送料は日本と大差ない
輸入となると気になるのは送料ですよね?なんだか高そうなイメージがあります。でも、iHerbでは佐川急便・ヤマト運輸と直接契約しているので安く済みます。モノによっては日本よりも安い場合がありますよ。
おすすめは佐川急便です。40ドル以上のお買い物で送料無料になります。今のレートだと、1ドル/110円程度なので4400円前後で無料になる計算です(レートは変動するので注意)。買い物カゴの画面で、郵便番号を入力すると「送料の見積もり」ができるのでわかりやすいですよ。
ちなみに、商品到着までの日数は5日~9日となっています。私の場合、5日ほどで届くので海外からの到着としては早い方じゃないかと思います。最近では、コンビニ決済にも対応するようになりました。気をつけたいところでは、注文金額が15500円以上になってしまうと関税がかかってしまいます。なるべく超えないように注意しましょう。
iHerbだと海外製品を安く買える
iHerbの最大の魅力は、アメリカの現地価格のまま買える=安く買えること。海外で良い商品があっても、日本に輸入するとかなりお高くなってしまいます。でもiHerbならアメリカの現地価格で購入できます。
例えばこちらの入力剤。複数のタブレットを入れることで、お湯の色が変わっていく商品で我が家の子どもたちにも好評です。この価格を安さに定評のあるAmazonと比較してみます。
Amazon:2532円(最安値)
iHerb:451円
Amazonだと約5倍しますね。もし欲しい商品や、気に入っている商品が海外製だったらiHerbで安く購入できるかもしれません。私の場合は偏食気味な子どもに悩んでいたときに、栄養補助食品をiHerbで購入していました。日本の栄養補助食品は続けるには高かったので。
セールやキャンペーンが頻繁にある
iHerbのサイトに行くと、日替わりセールやキャンペーンを随時何かしらやっています。このタイミングを狙うことで、さらにお得にお買い物することができます。
お買い物も際には、「ロイヤリティクレジット」というサービスがあります。これは購入金額(送料・割引除く)の10%を次回以降のお買い物で割引できるサービスです。毎回10%のポイントがもらえる感じですね。
楽天Rebatesを経由するとポイントバック
iHerbは楽天と提携しています。「楽天Rebates」というサービスを経由してお買い物すると、5%の楽天ポイントがもらえます。また、割引になるプロモコードも表示されています。iHerb以外にもポイントバックがあるのでお得です。
Rebates(リーベイツ)|有名通販サイトやブランド公式ストアでのお買い物でも、楽天スーパーポイントが貯まるポイントサイト
購入していて気になる点は…?
海外の梱包や商品によっては「雑さ」が見られます。私としては気にならないのですが、気にする人はイラっとするかもしれません。
こんな感じで商品のシールが雑に貼られていたり。商品自体には問題ないので、気にしなくても良いレベルだと思います。
やっぱり海外製品への不安はありました
海外製と聞いて漠然とした不安があったので、そのあたりを調べてみました。アイハーブで利用が多いであろうサプリメントなどの補助食品について。
アメリカではサプリメントの成分などの規制は日本の厚生労働省にあたるFDA(Food and Drug Administration)という政府機関が行っています。このFDAで定める基準は「世界一厳しい」ということで有名です。
FDAという世界一厳しい政府機関が審査しているとのこと。そして、サプリメント類だけかと思ったらその対象範囲はかなり広かったです。
FDAは食品や医薬品、さらに化粧品、医療機器、動物薬、たばこ、玩具など、消費者が通常の生活を行うに当たって接する機会のある製品について、その許可や違反品の取締りなどの行政を専門的に行う。
医薬品や化粧品、玩具まで対象としていました。かなり幅広くカバーしていますね。ここまで調べた限りだと、そこまで不安な商品はなさそうです。たしかに、アメリカで問題を起こしたら訴訟で数十億円とかざらに賠償命令が出てますね。多くの人が使用しているサプリだと集団訴訟で大変なことになります。
日本のサプリメントの事情は?
さらに調べていくと、日本のサプリメントについて書かれている記事を発見。これ、怖い内容でした。
日本のサプリメント製造は製造工程のガイドラインはわずか5ページのみで品質管理は任意で行われ、「成分表記(表示通りに入っているかどうか)」「体内できちんと溶けるかどうか」「異物混入検査」はすべて検査しなくてもOKとされています。しかも認定機関などもないため、商品化への最終検査や政府の専門機関等の抜き打ち検査もありません。
日本の方が審査がかなり緩くてグレーだとのこと。私は今まで日本のサプリについてあまり考えたことはなかったですし、摂っていて異変もありませんでした。ちゃんとした会社であれば問題ないと思いますが、安さを重視して買ってしまうと日本の方が危険性が高い状況にあるようです。
アメリカと日本の違いを知っておく
FDAの厳しい審査でも、購入する私たち自身が気をつけないといけないという内容の記事がありました。
「FDAの厳しい審査を通過したサプリでも、あくまで医薬品ではありません。例えば、メーカーは『そのサプリを3カ月飲み続けた人の体調はどうなるか?』といった治験は実施していない」というだけに、購入を考える際には、個人でもその安全性を調べることが大切と言えるだろう。
この記事では、これまでの事例とかサプリの危険性を紹介してました。これは海外だけでなく日本でも似たようなことが起きています。自分に合う合わないもありますし、アメリカ人と日本人で違いもあるので結局は自分で調べて判断することが大切になってきます。摂取量や医薬品扱いになっているかは、すぐ調べられることなので間違いがないように見ておきたいですね。
賢く使えばお得でメリットいっぱい
日本でもそうですが、良く知らない商品で失敗することはあります(匂いや食感とか)。結局はiHerbも通販なので、通販での失敗のリスクはあります。ただ、私としては日本だけじゃなくて海外の良い商品を知ることができたり、安く購入できるほうにメリットを感じています。最初は不安でしたが、今では楽しみながら使っています。