2人目は寝不足ぎみ…幼児の就寝時間や理想の睡眠を考えてみる

f:id:CloverS:20190224000753j:plain

子どもの就寝時間で幼稚園のお友達は20時の子が多かったので、ちょっと気になって調べてみました。また、起床時間は7時~8時が多かったです。生活リズムは家庭によって違いますが、どんなサイクルなのか気になるところ。

 

わが家の就寝時間は20時半~21時過ぎくらい

f:id:CloverS:20190223235739j:plainわが家の場合、兄弟でだいたい同じような就寝サイクルです。差があるところは幼稚園に行っているときに、次男くんが寝るかどうかくらい。

  • 就寝時間20時半~21時過ぎ
  • 起床時間は6時~6時半が多い
  • 寝てくれるときは7時過ぎくらい
  • 兄弟で就寝、起床時間の差は30分くらい(同時も多い)
  • お昼寝するときは1~3時間睡眠

だいたい20時半くらいにお布団に入り、絵本を3冊読んで寝ます。その間に会話したり歌ったり手遊びをしたり。寝付く頃がだいたい21時過ぎくらいです。

子どもたちの1日の睡眠時間は9~10時間程度。お昼寝ありのときで10~13時間くらい。ただ、幼稚園後に園庭開放で遊び、そのあと公園やふれあい館で遊んで昼寝をしない日も多いです。1週間の半分くらいが昼寝なしといったところ。

 

起床時間は7時台、就寝時間は21時台が最も多い

f:id:CloverS:20190224000249j:plain

厚生労働省が行った平成27年度の調査結果に、知りたかった睡眠についての項目がありました。平日・休日ともに、起床時間は7時台(45%前後)、就寝時間は21時台(約48%)が最も多い結果になっています。ただ、起床時間は6時台が次いで2%差でした。

厚生労働省「平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要」

この結果を見ると、わが家の睡眠サイクルと同じ時間帯でした。朝が少し早目なくらいで、いたって標準的な時間のようです。ちなみに気になっていた20時台の就寝は、2番目に多くて約24%でした。私の長男くんが通っている幼稚園では、この割合が少々高めだったようです。

 

睡眠時間の理想はどのくらいがいいの?

次に睡眠時間はどのくらいがいいのか、調べてみました。アメリカの国立睡眠財団と言うところが理想の睡眠時間を出していました。

年齢 理想の睡眠時間
0~3ヶ月 12~15時間
4~11ヶ月 14~17時間
1~2歳 11~14時間
3~5歳 10~13時間
6~13歳 9~11時間
14~17歳 8~10時間
18歳~ 7~9時間

出典:アメリカ「国立睡眠財団」(National Sleep Foundation)

これを見ると、4歳の長男くんは10~13時間が理想。2歳の次男くんは11~14時間が理想になります。改めて時間を見ると、けっこう睡眠時間が必要なんだなと思いました。小学生でも10時間前後の睡眠時間が必要なので、成長してからも気にしてあげないと不足しそうな気がします。

 

理想の睡眠時間から見ると、次男くんは寝不足ぎみ

f:id:CloverS:20190223235523j:plain

長男くんはだいたい理想的な睡眠時間です。しかし、次男くんはお昼寝がないと足りていません。長男くんが大好きな次男くんは、長男くんが目覚めると一緒に起きてきます。まだ眠そうにしていることもあって、寝かせてあげたいのですが1度起きてしまうと寝ないです…。どうしても睡眠時間や起床時間は家族で揃ってしまうことが多いので、理想の時間からは短くなってしまいます。

お昼寝も長男くんは体力がついて、寝ないで遊ぶことが増えています。外出したら次男くんは長男くんや幼稚園のお友達と一緒になって遊びたかるのでお昼寝はしません。お昼寝をすると長男くんが遊べないので、なかなか難しいところです。

 

親ができる睡眠改善ポイント

f:id:CloverS:20190223235127j:plain

厚生労働省が補助して作成された「未就学児の睡眠指針」。ここで子どもの睡眠をより良くするためのポイントが紹介されていました。

愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター 「未就学児の睡眠指針」

この中で私が今の睡眠サイクルで注意したいと思ったのがこちらの4つ。

  1. 保護者の睡眠習慣
  2. 保護者の情報通信機器使用
  3. 光と情報通信機器使用
  4. 子どもの情報通信機器使用と睡眠

①の「保護者の睡眠習慣」では、親の睡眠習慣に合わせて子どもが影響を受けるので気をつけようということ。一緒に寝ているのであれば、影響は大ですね。金曜の夜や休日はちょっと夜更かしすることがあるので気をつけようと思います。

②の「保護者の情報通信機器使用」では、インターネットの使用時間によって親自身と子どもに影響があるとのこと。ついスマホを見てしまうので、意識して見ないようにしないといけないと思います。

③の「光と情報通信機器使用」では、スマホ等による光の影響が子どもの方が影響があり、寝る前の時間帯は避けたほうが良いとのこと。これは良く言われていることですね。

④の「子どもの情報通信機器使用と睡眠」では、②~③も含めてテレビ・ゲーム・SNS等の使用開始時期や生活のルールを考えるということ。こうして見ると②~④はひと括りに考えたほうが良いですね。わが家では、すでにスマホを見てしまっているのでルールを再考しようと思います。今だと使用はなるべく短時間にしたり、外出時のぐずったときの使用が多いです。時間制限もそうですが、使用頻度も見直しが必要かなと思います。

 

添い寝文化で両親の影響を受ける

f:id:CloverS:20190223235536j:plain

改善ポイントを見て、もう一つ気になったのが寝方。日本では子どもと添い寝する家庭が多いので、両親の睡眠時間が大きく影響するとの指摘があります。また、一人では寝られないといったことも。良い面では、子どもの睡眠形成、睡眠状態の把握ができます。私も子どもたちと一緒に寝ていますし、手を繋いだり頭を撫でたり寝かしつけをする時間が好きです。

欧米では日本と違って子どもが一人で寝るようにしつけるのが一般的。こうすることで、睡眠トラブルを軽減させることに有効だと推奨されているそうです。子どもの睡眠を抜本的に改善するには、一人で寝られるようにトレーニングする方法もありかもしれませんね。